活動レポート

活動レポート

校内アリ調査 新しい塩分濃度計

大阪市立新北島中学校科学技術部 (大阪府)

活動日:

2018年05月19日

実施場所:

新北島中学校校内

参加メンバー&サポーター数:

17人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

 (中学校)校内のアリの調査をし、アリの同定を行いました。その後新しい塩分濃度計の使い方を学習しました。(3年部長M.M)
 特定外来生物のアルゼンチンアリの調査をするため校内にベイトトラップしかけたり、(アリの)同定をしました。そして(新しい)塩分濃度計の校正をしました。(1年S.M)
(1番目の写真は吸虫管でアリを採取しているところ、2番目の写真はアリの同定を電子ルーペを使って行っているところ)

参加者のようす

 アリを必死に探している人がいました。真剣に話を聞いている1年生がいました。(3年部長M.M)
 (自分が)説明していた話をみんなきちんと聞いてくれていました。(3年T.T)
 1年生は初めて調査をした人が多く、とまどっている姿が見られました。(1年S.M)
 2・3年生は意欲的に取り組んでいたと思います。1年生の一部はあまり意欲的に取り組んでいませんでした。(2年F.K)
 1年生は退屈そうにしていた。(2年T.T)

感想・気づいたこと・考えたこと

 校内のアリは同定したところすべて在来種でした。少し報告したり話し合ったりすることが遅れてしまいミスをしてしまいました。次から指示がきちんと伝わるようにしたいです。今回の塩分濃度計は2点校正をし値を測るものでした。しかし小数第一位までしか数値が測れず、私たちの研究では使えませんでした。(3年部長M.M)
 アリの校内調査はスムーズに進んだが、同定作業は情報伝達が全然できておらず、意見が食い違ってとても大変だった。集団研究で大切な「ほうれんそう」が全くできていなかった。その所為でけんかになっていた部分もあった。周りをよく見て人の話をしっかり聞いて自分が今何をすべきか理解したうえで行動してほしい。昨晩の雨でアリは目視ではあまり確認できなかった。(3年副部長N.F)
 アリの調査をしたけどすごくぐだぐだだった。アリの同定がすごく遅かったので、自分が代わりにしてあげたらすごく速くできたので、次からは自分が積極的にしようと思いました。アリがあまり手に入らなかったです。アリは同定作業がすごく難しかったので、もっと頑張ろうと思いました。(2年T.T)
 今回アリがあまり捕まえられなかったようで、(と(先輩が)言っていた気がする)調べてみて大体のアリがトビイロケアリかオオハリアリだった。あと、難しい機械も出てきた。オオハリアリのはりの部分が見えない。針が短いのかな?(1年Y.M)

その他

※追記 5月23日(水)に部員が自主的に再度調査した結果、校内にアルゼンチンアリを発見しました。残念ながらまだアルゼンチンアリの駆除には至っていません。
 半角()内は支援員が補足しました。

大阪市立新北島中学校科学技術部さん、こんにちは。
レポートを読んで、みんなの活動に対する真摯(しんし:まじめで一生懸命なこと)な態度がよく伝わってきて、とてもたのもしく思いました!(^^)!
校内にアルゼンチンアリが見つからず良かったですね。でも特定外来種は手ごわいので継続的な調査はとても大事だと思います。
生き物の同定作業はなかなか難しい面がありますが、アリに関しては、ていねいに検索していけば専門家でなくてもしっかり同定できる分類群です。1年生には、ぜひ、ネット公開されているデータベースの検索を利用したり、わかりやすい検索表つきの本を活用するなどして、頑張ってほしいですね!
また、今回は組織的な動きの際の「ほうれんそう」の大切さや、リーダーとなる人達の的確な指示の重要さが経験できたのも良かったですね。集団活動は大変ですが、みんなで一つのことを成しとげられたときの充実感は格別のものがあると思います。
集団がまとまっていくには、信頼・尊敬などの相手に対する好感情が必須ですから、お互いの良い所を見つけて、お互いに成長していけたらいいですね。
これからも報告を送ってくださいね。待ってます。
エコまる
大阪市立新北島中学校科学技術部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名大阪市立新北島中学校科学技術部
  • 所在地大阪府
  • クラブの種類学校のクラブ

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