あっそ児童館エコクラブ (和歌山県)
和歌山県といえば「ミカン」特に近年は「ジャバラ」が花粉症に聞くと言われて人気があります。
これらを使って保存食でもある「ジャバラ果汁入りミカンジャム」を作ってみました。
無農薬のミカンが手に入らなかったので、皮は使用せず、中身だけをミキサーにかけました。それと砂糖を混ぜて火にかけ、ペクチンとジャバラの果汁も加えました。
「ジャバラ」を知らない子もいたので、果汁を飲んでもらいましたが、苦手な子もいました。つーんと鼻に抜ける酸味があり、たしかに花粉症によさそうです。
この日は同時に「オレンジキャンドル&ミカンアート」も行いました。
オレンジを横に切り目を入れての皮を破らないようにして剥き、サラダ油を注ぐと、芯のところがろうそくの芯になり、火を灯すことが出来ます。
また、ミカンの皮で「猫の顔」「日本地図」「蛇」「文字」など、みんなでアーティストになって遊びました。
冷蔵庫のなかった頃は、様々な方法で食料を保存していました。ジャムは砂糖による保存ですが、他にも、乾燥させる、塩に漬ける、酢に漬ける、酒に漬ける、発行させるなどの方法があります。ただ保存の為だけでなく、栄養価が高まり、旨味が増すものもあります。災害などで電気が使えなくなったときは、これらの方法が役立つかもしれません。
みかんをただ食べるだけでなく、和歌山県の名産として良く知り、健康や遊び、生活にも生かしていけたらいいなと思います。
ミカンの皮は「陳皮(ちんぴ)」と呼ばれる漢方薬になります。効果は「血流改善・消化器官の改善・アレルギー症状の緩和・生活習慣病の予防と改善・美肌効果・咳や痰を抑える」などだそうです。お風呂に入れても良い香りに包まれて、あったまりそうですね。
また、ミカンの皮に含まれるクエン酸やペクチン、リモネンの効果で、汚れを落としたり、ツヤを出したりニオイを取る効果があるそうです。
それでも残った皮は、乾燥させて肥料にしちゃいましょう。
全てが役立つミカン!和歌山ってスゴイ!
あっそ児童館エコクラブ(和歌山県)
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