あっそ児童館エコクラブ (和歌山県)
「ヤマモモ」は6月のわずかな時期にしか収穫できず、幻の果実と言われています。
食べてもおいしいけれど、樹皮は染料になり、布を染めることができます。
「山桃会」のメンバーやその子ども達との合同活動として、「山桃樹皮染めの手ぬぐい」を作ってみました。
さすがに上富田の子ども達「ヤマモモ」を知らない子はいませんでした。
洗って豆乳に漬けて乾燥させた手ぬぐいを、ビー玉やおはじき、輪ゴムで好きなようにくくります。大きな鍋で煮だした山桃の樹皮液は濃い茶色。この中に入れて煮込み、一度水で洗ってからミョウバンの液に漬け、もう一度水で洗ってから輪ゴムを外してさらによく洗いアイロンをかけると、世界に一つしかないステキな模様の手ぬぐいの出来上がり。
後日、その手ぬぐいを使って「避難リュック」を作りました。
自分で染めた手ぬぐいで作った「避難リュック」なら、大事にしてくれるだろうと思います。トイレやおむつ、防寒や傷の手当、他にも様々な使い方がある「マイトイレセット」と、筆記用具を準備しました。これで十分ではありませんが、「災害時に何が必要か」を考える機会になってくれたらいいと思います。
サポーターが、「山桃会」で活動しています。上富田町の木「ヤマモモ」で地域を盛り上げたい。そのためには上富田の子ども達に「山桃」を知ってもらう所からスタートです。
今までに、「山桃のマグネット」や「緊急情報キット」を製作、「山桃シロップのかき氷」を食べたりもしました。
上富田に来れば、どこでも山桃のお土産が買えて、どこでも山桃を使ったものが食べられるようになればいいなあと思います。
そして、上富田の子ども達が自信を持って「これが上富田自慢の山桃です」と言えるようにしていきたいです。
あっそ児童館エコクラブ(和歌山県)
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