あっそ児童館エコクラブ (和歌山県)
「緊急情報(医療)キット」を知っていますか?最近は一人暮らしの方や高齢者世帯も多くなってきましたが、急に倒れて救急車で運ばれることになった時、その人の情報はどこにあるのでしょうか?
「緊急情報キット」とは、個人情報をカプセルに入れて、冷蔵庫に保管します。これがあることを、シールを玄関に、マグネットを冷蔵庫に貼ることで救急隊員に知らせ、一緒に搬送してもらいます。
個人情報を入れるカプセルを、500mlのペットボトルにファスナーを付けて作ります。
ホワイトボード用マグネットシートで、冷蔵庫内のカプセルの存在を知らせると同時に、普段からホワイトボードとしても使うことが出来ます。
「私の家にみんなを招待して遊んでいる時に、急に私が倒れて救急車を呼んで、救急隊員から「この人の家族の連絡先は?どこの病院に行っていますか?何の薬を飲んでいて、どんな病気を持っていますか?」と聞かれても、誰も答えられないでしょう。そんな時にこれが冷蔵庫にあると役立ちます。みんなの家族が同じようになった時、全部すぐに答えられますか?一人暮らしのお年寄りだったらどうでしょう?」と必要性を説明するところから始めました。
1人2つずつ作りました。一つは「緊急情報キット」で、一つは自分用の小物入れです。
どちらも、上富田町の木「山桃」や花「桜」、上富田のキャラクター「ひょうたん先輩」で飾ってみました。マグネットは「ご当地ナンバープレート」のデザインをモデルにしました。他にもオリジナルのデザインが沢山ありました。
これは、自分だけが準備していてもあまり役に立たないと思います。上富田町全体で備え、救急隊員が必ず冷蔵庫を確認するようになってほしいです。
災害などで避難が必要になった時にも、持ち出すことで、連絡先や薬の情報を得ることができます。冷内保存の薬の予備をいれておくこともできます。
購入することもできる「緊急情報キット」ですが、「あっそ児童館エコクラブ」で製作し、町民に配布できたらステキだなと思いました。
あっそ児童館エコクラブ(和歌山県)
あっそ児童館エコクラブ(和歌山県)
あっそ児童館エコクラブ(和歌山県)
あっそ児童館エコクラブ(和歌山県)