エコエコ楽しみ隊 (東京都)
今月のキーワードは『絶滅危惧種』
今年6月、上野動物園でジャイアントパンダの赤ちゃんが生まれました。名前はシャンシャン。とってもかわいいけど、実は「絶滅しそうな動物」の一種。
そこでまず、ウェブマンガ『絶滅危惧種ってな~に?』により、「どうして絶滅しそうな動物が増えているのか?」「世界のあちこちの動物園で、絶滅しそうな動物たちを増やす活動をしていること」などを学習しました。
次に、生まれた時のシャンシャンと同じくらいの身長と体重のぬいぐるみを手の上に乗せて、どんなに小さいかを体感。出産シーンや成長記録の動画も観て、体の色の変化や鳴き方などを確認しました。
そして、上野動物園の地図と動物カードを使い園内を回る疑似体験をしながら、「どの動物が絶滅しそうなのか?」「そのレベルはどれくらいか?」などを発表しあいました。
「絶滅しそうな動物」と聞いたとたんに、1年生の子が「ニホンオオカミはもういないんだよ!」と教えてくれました。「そうだね。100年くらい前まではいたのに。今は1匹もいないから『絶滅』だね。」と答えると、2年生の子が思い出したように「この前お話の会で『エゾオオミ物語』の本を読んだよ。」と言って、あらすじを話してくれました。
また2年生と4年生の子がウェブマンガのキャラクターの声を自分たちからやりたいと言い、初見にもかかわらず、上手に演じてくれました。
終了後のアンケートでは、12人中8人が「動物園や水族館に行きたい」と回答。「見たい生きものは?」の問いには、以下のとおり様々な生きものが書かれていました。
オオワシ、パンダ、ハリネズミ、ウサギ、イルカ、シカ、ライオン、マンボウ、オカピ、コビトカバ、キツネザル、エイ、クラゲの全種類、ハシビロコウ
12月からシャンシャンの一般公開が始まるので、ジャイアントパンダを中心に「絶滅危惧種」や「動物園の役割」について取り上げました。各家庭で話題にしたり、実際に生きものを見にいくなど、内容を深めて頂けたらと思っています。
エコエコ楽しみ隊(東京都)
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