エコエコ楽しみ隊 (東京都)
水泳の授業が終わった学校のプールに、ワラで作ったイカダを浮かべました。ギンヤンマが卵を産める場所を作るためです。
その後、「自分たちが住んでいる地域の昔と今の違い」や水辺が少ないので「水生生物にとって学校のプールが貴重なすみかになっていること」などを学びました。
最後に「プールの中の生きもののつながりクイズ」をやり、「食べる・食べられる」の関係についても知ることができました。
ワラを配った時に「ワラって一体何の植物だろうねー?みんなが毎日食べてるものだよ!」と問い掛けてみました。2年生が「麦かなー?」と。「小麦からはパンやパスタ、うどんなどができるよね。他には?」と聞くと、数人の子が「あー、お米か!」と。ワラに残っていたお米の粒を見つけた子が、「ほら、お米がついてるよ!」と見せてくれました。
また、ワラをプールに浮かべた直後に、ちょうどトンボがやってきました。プールの上を旋回する様子を全員が観察でき、とてもラッキーでした。
毎年実施している活動です。自然や生き物に触れる機会の少ない都会の子どもたちにとって、学校のプールは貴重な体験の場となっています。いつまでも続けていきたい活動です。
学校との連携不足で、塩素剤がプールの底に投入されていました。そのため、9月中はずっと水が透明なままでした。果たしてギンヤンマは孵化できているでしょうか?10月に入ってからは緑化してきたので、一安心。冬になったら、プールの生きもの観察をしたいと思います。
エコエコ楽しみ隊(東京都)
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