活動レポート

活動レポート

野草を食べよう

あっそ児童館エコクラブ (和歌山県)

活動日:

2017年04月08日

実施場所:

朝来児童館

参加メンバー&サポーター数:

12人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

今年度初のエコクラブの活動を「防災教育チャレンジプラン①」として実施しました。
災害時や、飢饉、遭難などで、通常の方法では食料が手に入らなくなった時に生き延びる方法の一つとして、「身近にある食べられる野草と毒草を知り、調理して試食する」イベントを企画しました。
予定では、児童館の周囲で子ども達と一緒に採取するつもりでしたが、当日が雨天だったため、午前中に大人だけで山で採取しました。
子どもに採取させてあげられなかったのは残念でしたが、山に入ったことで、予想よりかなり多くの野草が手に入ったことは良かったです。

参加者のようす

洗って薄く衣をつけて天ぷらにして塩などでシンプルに食べました。
説明の頃はイヤそうな顔をしている子もいましたが、最終的には全員が喜んで食べていました。特にワラビはアクが全く気にならず(アク抜きはしていない)、まるでポテトのようで取り合いになるほど人気がありました。

感想・気づいたこと・考えたこと

食べられる野草と見た目が似た毒草もあることを説明して、安全かどうかわからない物は口にしない事を伝えました。
私は、すべての野草をとりあえず生で食べてみました。調理後にどのように味が変わるのか知りたかったので。(子ども達には表情で味を想像してもらった)
吐き出すほどまずかったのはドクダミとユキノシタでした。
生ではとても食べられなかったこれらも天ぷらにするとクセが少なくなることが分かりました。
アザミはやや成長しすぎていて食べるとトゲが口に刺さって痛かったです。

その他

当日採取した野草18種類(フキ・カタバミ・ハコベ・ドクダミ・イタドリ・タンポポ(葉)・ワラビ・ハハコグサ・アザミ・ノビル・セリ・カラスノエンドウ・タラノメ・ヨモギ・スイバ・ユキノシタ・サルトリイバラ・ナノハナ)
これ以後も、食べられる野草に興味がわき、私の家では、クローバー、オオバコ、スベリヒユ、ヒユナ・フェンネル、タンポポの根(きんぴら・タンポポコーヒー)なども食卓に上るようになりました。ちょっとした家計の足しにもなっています。

あっそ児童館エコクラブのみなさん、こんにちは!
野草を食べる体験にチャレンジしたとのこと、災害時に役立つ知恵として覚えておくと良いですね^^
実は野草の多くは薬草としての効果があります。今度はそれぞれの薬効を調べてみてください。解熱剤であったり、利尿剤とか、虫刺されのかゆみ止め、害虫を寄せつけない防虫剤とか、いろいろな効果があると思います。ケガの血止めに効果のある草もあります。
昔の人は身の回りの草や木で薬の代わりを見つけていたのですね。どんな野草がどんな効果をもっているか、まとめてみてもいいですね。
またぜひ報告してくださいね。
エコまる
あっそ児童館エコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

121 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名あっそ児童館エコクラブ
  • 所在地和歌山県
  • クラブの種類児童館公民館

クラブ写真

ガラクタ工作から、SDGsまで広く楽しんでいます。
できるだけ大人が手を加えず、ヒントを出し過ぎず、子どものオリジナリティやアイデアを活かしていきたいと思っています。
エコと防災は繋がっているので、これからも関連ある企画を楽しみにしています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧