あっそ児童館エコクラブ (和歌山県)
今年度初のエコクラブの活動を「防災教育チャレンジプラン①」として実施しました。
災害時や、飢饉、遭難などで、通常の方法では食料が手に入らなくなった時に生き延びる方法の一つとして、「身近にある食べられる野草と毒草を知り、調理して試食する」イベントを企画しました。
予定では、児童館の周囲で子ども達と一緒に採取するつもりでしたが、当日が雨天だったため、午前中に大人だけで山で採取しました。
子どもに採取させてあげられなかったのは残念でしたが、山に入ったことで、予想よりかなり多くの野草が手に入ったことは良かったです。
洗って薄く衣をつけて天ぷらにして塩などでシンプルに食べました。
説明の頃はイヤそうな顔をしている子もいましたが、最終的には全員が喜んで食べていました。特にワラビはアクが全く気にならず(アク抜きはしていない)、まるでポテトのようで取り合いになるほど人気がありました。
食べられる野草と見た目が似た毒草もあることを説明して、安全かどうかわからない物は口にしない事を伝えました。
私は、すべての野草をとりあえず生で食べてみました。調理後にどのように味が変わるのか知りたかったので。(子ども達には表情で味を想像してもらった)
吐き出すほどまずかったのはドクダミとユキノシタでした。
生ではとても食べられなかったこれらも天ぷらにするとクセが少なくなることが分かりました。
アザミはやや成長しすぎていて食べるとトゲが口に刺さって痛かったです。
当日採取した野草18種類(フキ・カタバミ・ハコベ・ドクダミ・イタドリ・タンポポ(葉)・ワラビ・ハハコグサ・アザミ・ノビル・セリ・カラスノエンドウ・タラノメ・ヨモギ・スイバ・ユキノシタ・サルトリイバラ・ナノハナ)
これ以後も、食べられる野草に興味がわき、私の家では、クローバー、オオバコ、スベリヒユ、ヒユナ・フェンネル、タンポポの根(きんぴら・タンポポコーヒー)なども食卓に上るようになりました。ちょっとした家計の足しにもなっています。
あっそ児童館エコクラブ(和歌山県)
あっそ児童館エコクラブ(和歌山県)
あっそ児童館エコクラブ(和歌山県)
あっそ児童館エコクラブ(和歌山県)