まきのはら水辺の楽校 (静岡県)
川釣り教室
川の水が増水しており、最初の1時間は全く魚信が無く、我慢の時を過ごしていましたが、川の水が減少したころより、土手の淵の水の淀みに、釣り糸を垂れていた小学1年生の子供に、鯉の幼魚が魚信を伝えて釣れてきました。川の水の流れが速くなった場合に、魚がどんな場所に退避しているか知る事となった。人工物で施工された三面護岸の川では、生物が生きて行けない事を体験から知る事となりました。
釣り上げた魚は、ハゼと鯉の幼魚でした。特定外来種が釣れた場合は、法律の説明と何故ここに生息しているかの説明と対処方法を説明する予定でしたが、今回は見送りました。ハゼはリリースして、鯉は生命力が強い魚ですので、家に持ち帰り育てるように持ち帰ってもらいました。じっくりと観察すると思います。初めて釣り上げた魚であり、生態をよく観察してくれると思っています。
また、童謡「ふるさと」内の歌詞で、小鮒釣りし かの川 夢は今も めぐりて、忘れがたき 故郷 如何に在ます父母 恙なしや 友がき 雨に風に つけても 思い出ずる 故郷 志を はたしていつの日にか 帰らん 山は青き 故郷 水は清き 故郷の歌詞のように、故郷の想い出を残せる体験となればと思っています。
川での体験では、雨の場合は中止又は延期とするが、雨が降ると水が増えるという事を、自然の摂理を体験から学ぶ予定でしたが、天候は回復して増水から減水に転じたので、災害についての説明は今回は行いませんでした。残念!
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
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