逆川こどもエコクラブ (茨城県)
2017年度 逆川こどもエコクラブの総会が開催されました。サポーターが環境保全の活動をはじめて17年目、こどもエコクラブが出来て、12年目となります。大人が活動をはじめた2000年、水戸の自然環境は?今と比べて、河川や湖沼の水質は悪く、河川には生活排水が、湖沼にはアオコが出るような水環境でした。
しかし、上流域、下流域ともに生活排水対策が徐々に進められ、水がよみがえってきたのです。サポーターは、公園や河川敷のゴミ拾いなどからはじめていました。そして、2005年に衝撃的な出来事が。。水戸市街地を流れる桜川、支流の逆川に「サケ」があがってきたのです。その後、12年連続で秋に、50~200尾前後遡上し、産卵しています。更に、2005年からはじめられた「ホタル再生」も、今では、偕楽園公園の四方に広げることができました。
こどもたちは、これらの環境保全に積極的に参加、この他に、水戸市として大切なシンボル「千波湖畔」のビオトープ造り、地元サッカークラブ「水戸ホーリーホック」の試合でゴミの分別を行うなど、地域になくてはならない担い手に成長してきた感があります。
水戸は、こどもが動くことで、市民・行政・企業・学校が動く「eco city」になってきていることを実感します。総会に出席いただいた市長様はじめ、一緒に活動しいる方々と共に、2017年のスタートを切りました。今年も頑張っていきましょう。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)