大阪市立旭陽中学校自然科学部 (大阪府)
淀川の毛馬出張所に行き、淀川や環境、施設について学び、見学しました。
毛馬出張所のある場所には、淀川の水量を保ち、水道水へ活用したり洪水や高潮から大阪の街を守ったりするための施設があります。
自然科学部では今まで淀川の環境について学んできましたが、淀川の成り立ちや淀川を守る人や施設を学ぶためによい機会として、今回行ってきました。
淀川や施設について学んだ後、4つの施設を見学しました。
排水機場にある東洋一のポンプを上から見て、いざというときはこれで大阪を洪水から守ること、淀川大堰の上を歩いて堰が海水が上流することを防ぎ水を上から放水して下流でも淡水の利用ができるようにしている様子を見学したり、毛馬水門から水が大川へと流れる様子を見ました。
毛馬閘門では、水位の違う淀川と大川を船が行き来できるように、スエズ運河などのように水を堰き止めて調節してから船が移動する様子には、みんなで見入っていました。
・普段見られないところを見ることができてよかった。
・スライドやお話が分かりやすかった。
・小学校できたときには分からなかったことも今回はよく分かった。
・国交省は川や道、港などを管理して私たちの生活を守ってくださっていることが分かった。
・水道水は高槻市が70%、大阪市は100%淀川の水を使っている。
・東洋一のポンプがあった。
・水門では水を止めるだけだと思っていたけれど、ここは船を一度にたくさん通す子音ができる施設だと知った。
・閘門は、船が通るのに15分くらいかかった。
・閘門で、水かさが減っていくところがすごかった。
・閘門では水位が1.5mほど下がった。
・初めて見るところばかりで、すごくおもしろかった。
・いろいろなところを見学できて楽しかった。
淀川は明治時代にオランダの技術士デ・レーケや沖野忠雄、地域の大橋房太郎の尽力で国家プロジェクトとして改良工事を行い、洪水が格段に減りました。また、大阪―京都間の水運として利用しやすくなりました。毛馬は水を調節することで上流側の環境を守っています。旭区では流路が蛇行していたところを変え、また水制工により城北ワンドが形成されました。今回の見学で淀川について、より深く知ることができました。
大阪市立旭陽中学校自然科学部(大阪府)
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