大阪市立旭陽中学校自然科学部 (大阪府)
城北ワンドについて知ってもらうために、城北ワンドで釣りや魚捕り、昆虫採集などをして遊んだりたたずんだりと、思い思いに過ごしてもらいました。
生徒は城北ワンドの池のような場所で魚捕りをしたり、魚釣りやエビ捕り、カワニナなど貝やブルーギル・ブラックバスの観察をしていました。ほかにも土手の野原でトンボやバッタなどの昆虫採集、座って四つ葉のクローバーを探したり、のんびりボーっとしていました。
・チョウトンボの群れに別の種類がいた。草むらにバッタがたくさんいた。普段こういう機会が無いので楽しかった。
・二枚貝の貝殻がきれいだった。城北公園にはアブラゼミが旭公園と比べて多く、木のちがいが関係していると思った。
・今回外来魚を釣れると期待していたが、何も釣れず残念だった。次こそオオクチバスを釣り上げたい。
・ワンドの周囲はたくさんのナガエツルノゲイトウが覆っていて、すごい量だった。ワンドでは魚がはねて大きな紋が広がっていた。イタセンネットの活動などで外来種を減らし在来種が住みやすい環境にして、在来種を増やしたい。
・アブラゼミがクマゼミよりもとても多く、大阪の中でもこんなに違ってくるんだと思った。ごみが散らかっていて気になった。
・ザリガニはとても大きかった。魚のエサやお菓子の袋、たばこの吸い殻等のゴミがたくさんあった。
・虫や魚が多く、自然がいっぱいだった。草にはいろんな虫がいた。
・ハゼが見れて嬉しかったが、ジャンボタニシの卵やカダヤシがたくさんいてショックだった。
・四つ葉のクローバーが見つけられなかった。セミの抜け殻は池の近くに多いような気がした。みんな楽しそうで何よりだった。
・釣りはたくさん釣れる場所と全然釣れない場所があることを知った。サギは羽を広げていた。
この日は城北公園でのセミの抜け殻調査も行いました。城北ワンドには国の特別天然記念物イタセンパラなど、大阪市という都市部であるにもかかわらず貴重な自然が多く残っている場所です。今回の散策で少し身近に感じてくれたのではないかと期待しています。
大阪市立旭陽中学校自然科学部(大阪府)
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