横浜ハッケンジャー (神奈川県)
都会にありながら50種ものトンボの生息が確認されていると聞いた二つ池に行ってみた。
現在、二つ池はため池としては使用されておらず、半分釣り公園として整備されている。そのため、イベント等に参加しなければ、中に入ることができないため、今回の定期清掃活動に参加させていただいた。
近所の小学生からなる団体の活動に参加させてもらった。ゴミ拾いからスタートしたのだが、不法投棄と思われる大型ごみもたくさんみつかり、残念な気持ちとなった。
池の中にあらかじめかけておいた仕掛けには、ウシガエルのおたまじゃくしやザリガニ、雷魚などがかかっていた。
都市の中に残る貴重なため池として、どのように保全していくのか地元の方々が試行錯誤されていることがよく分かった。農業用として使用されていないため、定期的な清掃等が行われていなかったのだが、湧き水をひき(しかし、都市の場合、地下にガス管や水道管が縦横に敷設されているため、簡単にはいかず実現までにかなりの時間を要したらしい)、常に水が循環するようにしていると聞いた。
池や水場は都会では一見必要のない場所のように思えるが、そこではぐくまれるものから見えないものをいただいていることを想像したい。
残念なのは、いろいろな理由により、子どもたちが自由に近づける水場が減っているということである。危険もあるが、自由に遊ぶことで得られることも大きいということをどう担保するのか大人に課せられた宿題だと思う。
横浜ハッケンジャー(神奈川県)
横浜ハッケンジャー(神奈川県)
横浜ハッケンジャー(神奈川県)
横浜ハッケンジャー(神奈川県)