活動レポート

活動レポート

巨大魚ついに姿を見せた

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2016年11月23日

実施場所:

水戸市千波湖

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

水戸市のシンボル千波湖では、水質浄化のための取り組みとして、こどもたちが5年続けて10月にビオトープを造成しています。自然再生による植物の水質浄化と生物多様な空間を提供してきた結果、春にはワカサギが産卵しにくる環境に変化し、小魚やエビも増えてきています。しかし、平成22年8月に外来生物のアメリカナマズが確認されました。逆川こどもエコクラブでは、この3年間で定期的に外来種除去のための釣りや採捕を行ってきましたが、今回は、かなり驚きの釣果となりました。

参加者のようす

今年の外来魚フィッシングは、7月末に40名のクラブメンバーが集まって夕方から夜にかけてチャレンジしましたが、残念なことに、ブルーギルやオオクチバスも釣れず、ミシシッピアカミミガメとスッポンばかりでした。もしかしたら、アメリカナマズも含めて、いなくなったのか?そう、思った次第です。しかし、仲間とふらりと来た、晩秋の千波湖で思いがけない大物がかかりました。

感想・気づいたこと・考えたこと

季節はもう、冬がすぐそこに。千波湖の水源となる桜川にはサケも遡上してきています。水温が下がった条件で、まさかのアメリカナマズ、しかも、見たこともない80cmオーバーです。これには驚き、しばらくびっくりでした。

その他

やはり、アメリカナマズは千波湖で確実にすみついてしまっています。これだけの大物がいるということは、小魚もエビも餌となっていることが分かりました。釣り上げた魚は、サポーターに持っていってもらいました。真水に1日浸して、フライにすると、とても美味しい魚だそうです。外来種が減るように、来年もチャレンジしていきます。レポートクラブ年長

逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
外来種が少なくなってきたと感じていた千波湖で、今回大きなアメリカナマズが釣れてしまいました。外来種を駆除する取り組みは各地で行われていますが、なかなか成功しないようです。一度広まってしまった生きものを根絶するのは、とても難しいことですね。小さな取り組みでも継続することが大切です。 外来魚フィッシング、来年も継続してください。
アメリカナマズは雑食でいろいろな生きものを貪欲に食べてしまいます。生態系に大きな影響を与えてしまうので、特定外来生物に指定されていますね。そのため、飼育したり移動させたりすることが禁止されています。千波湖の生態系を考えるとアメリカナマズを駆除していかねばなりませんが、単に駆除するだけではなく捕った魚を有効に活用することも大切ですね。千波湖のアメリカナマズをたくさん食べる人がいれば、外来種対策の効果が上がるかも?
みなさんの柔らかいアタマでいろいろなことを考えて、外来種対策を行っていってください。期待しています!
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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