エコエコ楽しみ隊 (東京都)
6月に「地球が温かくなってきていること」を学び、今回はその第2弾です。
①「温暖化が進んだら地球上でどんなことが起こるか?」地球の絵を見ながら意見を出し合いました。
②朗読劇「ストップ!地球温暖化」を6人の子が演じました。
「日本・アメリカ・中国・インド・ツバル・キリバスという異なる立場の6か国が『温暖化防止会議』をしたらどうなるか?」という内容です。
始めに世界地図で各国の位置と「二酸化炭素(CO2)」の排出量を確認し、やりたい役を立候補で決めました。
③最後にみんなで「温暖化ジャンケンゲーム」を行いました。(王様=『温暖化ガス』と全員がジャンケン。ガスに負けたら新聞紙を半分に折り、乗れなくなったら水没)
①高学年の子たちからは、「海面上昇」「水不足」「島が沈む」「ホッキョクグマが住めなくなる」…と。この夏の「大型台風の被害」について覚えている子もいました。ベッドで寝ている人の絵を見た1年生は「これは熱中症かな?」と。温暖化が自分たちの日常に迫っていることに気づいたようでした。
②朗読劇は、台本を渡されて初見にも関わらず「横柄なさま」「困った様子」など、各々の国の立場をとても上手に演じていました。また見ている子たちの集中力も、すばらしいものがありました。
③『温暖化ガス』役は1年男子。みんな大きな声で「ジャンケンポーイ!!」ゲームはたいへん盛り上がり、「もう一回やりたい」とリクエストが出たほどでした。
「地球温暖化」は低学年にとっては難しいテーマですが、毎年繰り返し活動の中に取り入れてきています。今回初めて「劇」の要素を取り入れ、自分たちから発信する手法を試してみました。高学年の生き生きと演じる姿、それを観る低学年の真剣な眼差し、サポーターたちからも「とってもよかった!」との声が上がりました。
そこで、この朗読劇を発表できる場がないか、検討することになりました。
11月4日に「パリ協定」が発効、国際社会は排出量削減に向けて一歩踏み出しましたが、一段の努力が必要とのこと。今後の活動として「自分たちにできることは何か?」を計画中。
エコエコ楽しみ隊(東京都)
エコエコ楽しみ隊(東京都)
エコエコ楽しみ隊(東京都)
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