ボーイスカウト札幌第12団 (北海道)
春にみんなで蒔いた小さな種(豆)を小さな手で収穫して、茹でてすりつぶして…美味しい食べ物に大変身させました。
本当はみんなで収穫しに行きたかったのですが、北海道に記録的な被害をもたらした台風の影響で皆の畑の地面もぐちゃぐちゃに… 前日の雨が収まるのを待って保護者が事前に収穫しておきました。
枝から豆のさやを外し、茹でて、さやから実を出し、薄皮を向いて、すりつぶして…
何ができるのかは最後のお楽しみです。
収穫に行けなくて残念でしたが、天気予報が外れてくれて太陽の下で収穫の続きを行うことが出来ました。
小さな豆(種)が成長して沢山の枝豆が付いていることに感激した子供たちは、一つも無駄にしてはいけない!と丁寧に枝から外してくれました。
茹でる作業は大人にやってもらいましたが、いい匂いが漂ってきて早く食べたそうな顔をしていました。
茹で上がった豆をさやから出して薄皮を剝いてからすり鉢に入れてもらいましたが、「口に入れてもいい?」の声も時々聞こえてきました。味見は最後のお楽しみにとっておいて、小さな手で一生懸命に作業を行ってくれました。
すり鉢を見るのも使うのも初めてな子供達、興味津々にすりつぶす作業を行っていました。丸い小さな粒はすり棒から逃げ出しやすく四苦八苦していましたが、コツをつかむのが早くきれいなペースト状に豆が大変身していました。
砂糖で味付けをし、餅つき機で搗いた搗きたてのお餅にあえて「ずんだ餅」が出来上がりました。
野菜嫌いな子も嫌がることなく食べてくれ、何度もお代わりをする子も続出であっという間にすり鉢の中がきれいになくなっていました。
自分たちで種を蒔いて収穫して料理することによって、食べ物を大切に扱おうという気持ちが自然に芽生えたようです。
豆をペースト状にするのも、フードプロセッサーを使えばあっという間に出来上がるのですが、今回はあえてすり鉢を準備し、手間暇かけて料理を行ってもらいました。やはり時間と手をかけた料理はとっても美味しく感じられるようです。
畑にはまだみんなで植えたジャガイモ・玉ねぎ・ニンジンが収穫を待っているので、次回はみんなで収穫して、おいしい「カレー」を作りたいね。
ボーイスカウト札幌第12団(北海道)
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