ボーイスカウト札幌第12団 (北海道)
里山を管理されている本田さんが「自由に里山にあるものを使って遊んでいって欲しい」と言ってくださったので、普段めったにできないツリークライミングを2種類の方法で行ってみました。
小さい子用は、ロープと木の棒から作った梯子を使ってのツリークライミング。小学生中学年以上はロープだけを使ったツリークライミングです。
山の斜面と樹を使ってターザンロープでも遊んでみました。
子供たちが里山整備のお手伝いをしている間に、ロープワークが得意な中学生と高校生が頑丈な樹を選び、ツリークライミングが出来るように準備をしてくれました。
ターザンロープは男性保護者の手作りです。
整備を終えて帰って来た子供たちはすぐにでも登りたい様子でしたが、梯子は1個、クライミング用ロープは2本しかありませんので、順番に登ってみました。
梯子の方は高さを怖がる子もいなく、むしろ固い所から皆を見下ろすのが気持ちいいみたいで、何度も登って楽しんでいました。
ロープだけのクライミングは自分の体重を脚と腕だけで昇り降りさせなければならず、安全装置の動かし方にもコツがいるため四苦八苦していました。登るよりも降りる方が体力を使うとこもやってみて初めて分かりました。じっくり時間をかけて登った樹の上はとっても気持ちが良かったようです。
ターザンロープはあまり長い距離ではないのですが、バランスを取るのが難しいのか落下しそうになりながら楽しんでいました。
貸し切り状態の里山に子供たちの歓声が響き渡っていました。大声を出しながら全身を使った遊びはとても楽しそうでした。
里山整備の後での樹遊びで、大きな樹が密集していない事を肌で感じてくれた事と思います。またターザンロープで落ちてもふかふかな地面が受け止めてくれて怪我をしませんでした。きちんと整備された里山には便利な道具はないけど、自然が豊かで、工夫次第で素敵な時間が過ごせることがわかりました。
このような場所を提供してくれた本田さんに感謝です。
ボーイスカウト札幌第12団(北海道)
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