活動レポート

活動レポート

英宏の泉 環境整備

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2016年09月10日

実施場所:

水戸市見川町

参加メンバー&サポーター数:

42人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

今年、ホタルが見事に再生した英宏の泉で、秋の環境整備を行いました。
8月末に断続して襲来した台風。この影響で、英宏の泉の斜面の大木が倒れてしまったのです。
去年、市民述べ2,500人の協力をいただきながら間伐と自然再生を行ってきた英宏の泉。生物多様な空間を取り戻してきた矢先に、とっても残念です。

参加者のようす

根っこの大きさは3m×3mと、人が何人いてもビクともしない大木。私たちは、倒木の先端部分からノコギリを入れて、枝を落としていきました。切った枝は運び部隊により集積所へ。約1時間、夢中で作業しましたが、斜面での労働でへとへとに。

感想・気づいたこと・考えたこと

倒木の後始末は全体の4分の1であきらめ、来週、続きを行うことにして、泉の生態系調査を行いました。今日は、茨城県環境アドバイザーの先生の指導の元、英宏の泉の上流と下流に班分けして約1時間、泉の生物を採取しました。すると、あちこちで、サワガニの赤ちゃんが確認され、驚きました。メスのサワガニが約30匹の赤ちゃんを抱えながら木の下、石の下に隠れていました。そして、上流ではホトケドジョウが、下流ではウキゴリが棲み分けされていることも分かってきました。

その他

英宏の泉の生物は、種類も数も確実に増えています。これは、藪で覆われて薄暗かった森が再生され、水の中へ陽射しが増え、小さい生物から大きな生物まで生息環境が向上したことを物語っています。学校の中で、環境の変化を感じ取ることができることは、素晴らしいことと思いました。レポート:科学同好会

逆川こどもエコクラブのみなさん、報告ありがとう。
荒れた森の手入れで、ホタルだけでなく多種類の動物相が回復して健康的な環境になったようですね。
おまけに、もし環境に異変が起きればすぐにわかるようになったこと、これらが活動の成果ですね!みなさんのこれまでの地道な頑張りがあったからこそ。素晴らしいですね。
大型倒木除去はとても大変だったでしょう。今回の災害は残念でしたが、この活動が大勢のボランティアによる活動実績の実例として全国に広まれば、また別の成果が生まれます。多くの人たちに発信して広めていきましょう。
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

396 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧