ボーイスカウト札幌第12団 (北海道)
厚真町にある本田さんが管理を行っている里山でキャンプを行いました。
電気は豆電球2個、水道は湧水を引いた蛇口が1個(飲み水に適応しています)、トイレは簡易バイオ式(用を足した後おがくずを振りかける)…
設備の整ったキャンプ場ではなく、テントを建てる場所から自分たちで整備を行わなくてはなりません。
あいにく小雨の降る悪天候でしたが、スローライフを楽しむためにまずは寝る場所作りを行いました。
大雨の予報が出ていて実施が危ぶまれましたが、子供たちの祈りが天に届いたのか小雨ですんでくれました。
車も入れない里山ですので、大きな道具(テント等)も協力しあって運びました。
これから育てたい幼木にはあらかじめ印を付けといてもらい、それらの幼木を傷つけない様にテントを建てる場所の整備を行いました。こんな場所にテントを建てるの?と不安そうな顔でしたが、笹薮を足で踏み倒し、寝るときに身体に当たりそうな落ちている小枝をよけると立派な(?)キャンプ場に。
雨具を着ての作業は蒸し暑く動きにくかったのですが、一生懸命作業を行ってくれました。
整備されたキャンプ場も魅力的なのですが、自分たちの貸し切り状態の里山を、自分たちでキャンプ場に変えていく楽しさを感じていたようです。また不便な場所だからこそ仲間と協力しあう事の大切さを感じました。
宿泊しながら里山の自然を感じ、どのような手間をかけて里山を守っているのかも2泊3日のキャンプを通して体験して欲しいです。
協力して整備したテントを建てる場所でしたが、里山なので当然ながら地面は斜めのままでした。寝る向きも考えないとですね。
ボーイスカウト札幌第12団(北海道)
ボーイスカウト札幌第12団(北海道)
ボーイスカウト札幌第12団(北海道)
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