ボーイスカウト札幌第12団 (北海道)
普段は集合場所から目的地まで車で移動することの多いキャンプですが、今回は公共の乗り物(電車)と自分たちの脚を使って移動することにしました。
キャンプ場の最寄りの駅(大麻駅)から野幌キャンプ場まで、約2.5㎞の道のりを途中に何度か出されるヒントを頼りにひたすら歩きました。
道中にあるレンガで出来たバス停や酪農大学で飼育されている牛・構内に有る丸い形の交差点などを見つけたり、追跡サインを頼りに林道を歩いたりしました。
電車の中ではほかのお客さんの迷惑にならない様に静かに景色を眺めていました。
大麻駅からは目的地が見えないハイキング。「ヒント何個あるの?」の質問で何とか距離感をつかもうとする子供達。レンガで出来たバス停を見つけよう!や「大きな動物(牛)を見に行こう!」などの目的地につく度に、「次のヒント頂戴」と果てしない旅を楽しんでいました。
途中からの林道ではボーイスカウトのハイキングではおなじみの追跡サインを頼りに歩きました。今回参加した子供達にとっては初めて見るサインを興味津々でした。めったに人や車の通らない、しかも道路標識も何もない林道を歩くのは心「本当にこの道で良いの?」と不安になりましたが、石や小枝で作られたサインを見つけるたびに「この道で合ってる」と安心感があったようです。
札幌に住んでいる子供達にとっては初めて歩く江別市の道。札幌では見られない風景「レンガのバス停」国道脇に飼育されている「牛」、「円形の交差点」など沢山の初めてがありました。車で通りすぎてしまうと「ふーん」で済んでしまうかもしれない風景ですが、実際に中に入ってみたり、においをかいでみたり、円を一周してみたり、いろいろな事を感じる事が出来ました。
追跡サインも体験でき、有意義なハイキングになったようです。
長い距離を歩いたにも関わらず、キャンプ場に到着した子供たちは元気いっぱいで拾い芝生の広場を走り回っていました。
予想以上に気温が上昇してしまい非常に暑い日でしたが、全員元気に歩くことが出来ました。
途中にいた牛も日陰に避難してしまっていて、間近で見る事が出来なかったのが残念です。
ボーイスカウト札幌第12団(北海道)
ボーイスカウト札幌第12団(北海道)
ボーイスカウト札幌第12団(北海道)
ボーイスカウト札幌第12団(北海道)