ボーイスカウト札幌第12団 (北海道)
札幌市民の憩いの場でもある藻岩山。普段は何気なく山頂を目指してひたすら登っていますが、今回は途中に見られる自然の物や聞こえる音を探しながら登ることにしました。
見つけられたら・聞くことが出来たらシールを貼ってもらいながらの登山です。全部で11個の項目(穴の開いた葉・黒い虫・黄色い花・リス等)何項目見つけることが出来るかな?
山頂では万が一の怪我に備えて三角巾を用いた応急処置法の練習を行いました。転んで膝にけがをした。岩場で足を踏み外してねん挫した。など、登山は登る時より下山時に事故が起こりやすいと言いますので「そなえよ常に!」です。
登山口で今回見つけて欲しい項目を記載したカードを配ったとたんに見つける気満々になった子供達。普段何気なく見ている自然もゲーム形式にすると発見の度にワクワクする物に変身するようです。
途中立ち木と倒木が風にゆさぶられて発する音にちょっとした恐怖心を感じたり、「エゾハルゼミ」の鳴き声に耳を澄ましたり、必死にリスの姿を探したり…虫嫌いの子も黒い虫(蟻)や飛んでいる虫(蝶)を見つけることが出来ました。
山頂では冷たい風が吹いている中、必死に三角巾と格闘し、骨折やねん挫した場合や膝にけがをした場合の応急法を学んでいました。実際に登山時に転び、膝からうっすらと血が出てしまったサポーターの応急処置に役立てることが出来、満足していました。
標高約500メートルの気楽な登山で、普段はただ山頂を目標に上るだけなのですが、ちょっとしたゲームを取り入れるだけで周りの景色が良く見えるようになるようです。
この時期にしか聞けないセミの鳴き声をじっくり聞くことが出来ました。
普段の集会でも応急処置法の練習も行っているのですが、実際に起こり得る場所で練習を行うことで臨場感をもって真剣に取り組むことが出来たようです。
初めて登山に挑戦した子供もいたのですが、下山後に「登山って楽しい!」と言ってくれました。次はどこの山に挑戦しようかな…
ボーイスカウト札幌第12団(北海道)
ボーイスカウト札幌第12団(北海道)
ボーイスカウト札幌第12団(北海道)
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