エコエコ楽しみ隊 (東京都)
5月に種をまいた「はつか大根」と、苗を植えた「ピーマン」「なす」「ミニトマト」の収穫をしました。
はつか大根は、葉のほとんどがアオ虫に食べられていました。指導者の渡辺さんが「育ててみたら、モンシロチョウになったのよ!」と。また「薬(農薬)を使っていないから、虫も人間も安心して食べられる野菜であること」を教えてくれました。
次に、学校のプールで救出したトンボの幼虫の「ヤゴ」を観察して、絵を描きました。ヤゴは「アカトンボ」の仲間(「アキアカネ」等)と「ギンヤンマ」。エサになる「アカ虫」や「ボウフラ」も観察しました。
自然界には「食べる」「食べられる」の関係があり、そのバランスが大切だということを学びました。
「野菜の収穫」では、はつか大根の葉が食べられて筋だけになっていることに、多くの子が一瞬「あれれー?」という感じでした。でも渡辺さんの説明に一安心!どの子も一生懸命にドロを洗い流し、それぞれに配られた時は、本当に嬉しそうに眺めていました。
一方「ヤゴ観察」、3年生以上は学校の授業で「プールのヤゴ救出作戦」を経験しヤゴを育てているので、「なじみの生き物」という感じ。他に「シオカラトンボ」や「イトトンボ」もプールに来ることを知っていました。1・2年生はヤゴを見るのは初めての子が多く、「ギンヤンマ」の大きさにはビックリ!高学年は頭・胸・腹・足6本はもちろん、ギンヤンマの背中に羽のようなものがあるのも見逃さずによく描けていました。
昨年9月の活動で「プールのエコアップ」としてワラをプールに浮かべました。参加していた子は、「おかげでギンヤンマがワラに卵を産みにきたのだ」ということを覚えていました。また、種類によって違う「産卵の仕方」や「オス・メスの違い」なども写真を使い補足しました。
今回は「自然とあそぼうクラブ」と合同の活動。とはいうもののエコエコ・自然、両方に参加している子は13人います。それぞれの活動を通して、今後もいろいろな体験をしていってくれたらと願っています。
合同実施で参加児童数が多く、公道の移動もあったので、とにかく安全重視で行いました。
エコエコ楽しみ隊(東京都)
エコエコ楽しみ隊(東京都)
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