活動レポート

活動レポート

「野菜の収穫」と「ヤゴの観察」

エコエコ楽しみ隊 (東京都)

活動日:

2016年07月13日

実施場所:

こどもスキップ西巣鴨放課後子ども教室

参加メンバー&サポーター数:

30人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

活動内容

5月に種をまいた「はつか大根」と、苗を植えた「ピーマン」「なす」「ミニトマト」の収穫をしました。
はつか大根は、葉のほとんどがアオ虫に食べられていました。指導者の渡辺さんが「育ててみたら、モンシロチョウになったのよ!」と。また「薬(農薬)を使っていないから、虫も人間も安心して食べられる野菜であること」を教えてくれました。
次に、学校のプールで救出したトンボの幼虫の「ヤゴ」を観察して、絵を描きました。ヤゴは「アカトンボ」の仲間(「アキアカネ」等)と「ギンヤンマ」。エサになる「アカ虫」や「ボウフラ」も観察しました。
自然界には「食べる」「食べられる」の関係があり、そのバランスが大切だということを学びました。

参加者のようす

「野菜の収穫」では、はつか大根の葉が食べられて筋だけになっていることに、多くの子が一瞬「あれれー?」という感じでした。でも渡辺さんの説明に一安心!どの子も一生懸命にドロを洗い流し、それぞれに配られた時は、本当に嬉しそうに眺めていました。
一方「ヤゴ観察」、3年生以上は学校の授業で「プールのヤゴ救出作戦」を経験しヤゴを育てているので、「なじみの生き物」という感じ。他に「シオカラトンボ」や「イトトンボ」もプールに来ることを知っていました。1・2年生はヤゴを見るのは初めての子が多く、「ギンヤンマ」の大きさにはビックリ!高学年は頭・胸・腹・足6本はもちろん、ギンヤンマの背中に羽のようなものがあるのも見逃さずによく描けていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

昨年9月の活動で「プールのエコアップ」としてワラをプールに浮かべました。参加していた子は、「おかげでギンヤンマがワラに卵を産みにきたのだ」ということを覚えていました。また、種類によって違う「産卵の仕方」や「オス・メスの違い」なども写真を使い補足しました。
今回は「自然とあそぼうクラブ」と合同の活動。とはいうもののエコエコ・自然、両方に参加している子は13人います。それぞれの活動を通して、今後もいろいろな体験をしていってくれたらと願っています。

その他

合同実施で参加児童数が多く、公道の移動もあったので、とにかく安全重視で行いました。

エコエコ楽しみ隊のみなさん こんにちは。
はつか大根の葉っぱが、アオ虫に食べられ筋だけになってしまったとのこと、残念でしたね。
でも、その葉っぱは昆虫を育てることにもなっています。虫に食べられて網の目のような葉っぱをみて、みなさんも納得したのではないでしょうか。チョウを呼ぶために植物を育てる「バタフライ ガーデン」というのもあります。
私も野菜を育てていますが、大根などアブラナ科の野菜は葉っぱがおいしいのか虫たちにねらわれやすいです。農家ではどうしても農薬を使うことが多いのですが、昔にくらべると人の健康への影響を低くしたり、使う回数を減らす取り組みをしています。
また、ギンヤンマのヤゴの大きさにはビックリですよね。無事に羽化しましたか?成虫は緑色と水色と茶色のカラフルなトンボで、飛ぶ力が強くとても速く動くことができます。アカトンボなどと比べると、虫網で捕まえるのがとてもむずかしいので、ゲットするとみんな大喜びになります。
ただ、これは昔のこと。今はとても貴重なトンボになっているのでじっくりと見て観察することをおすすめします。
植物や昆虫を育てる活動を通して「食べる」「食べられる」という関係やバランスの大切さを学べて貴重な体験になりましたね。
いろいろな生き物がつながりながら生きているのですね。私たち人間も同じです。今回の活動で感じたことをぜひ記録しておきましょう。
エコまる
エコエコ楽しみ隊のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名エコエコ楽しみ隊
  • 所在地東京都
  • クラブの種類その他

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「ごみ・3R」「生き物観察」「地球温暖化(気候変動)」「SDGs」などのテーマを絵本や紙芝居で学習しながら、リサイクル工作やゲームをとおして楽しく活動しています。

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