活動レポート

活動レポート

水辺の学習会

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2016年05月28日

実施場所:

水戸市見川町

参加メンバー&サポーター数:

96人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

英宏の泉の水生生物学習会が開催されました。英宏の泉は、この一年間で、水の汚れ具合が分かる水辺のいきもの調査を4回行ってきました。水の中にすむ指標生物をさがしました。

参加者のようす

湧水の中にすむ小さないきものを約1時間探しました。今までのデータでは、ウズムシやヘビトンボなど、大変きれいな水にすむ生物が見つかっていましたが、今回のターゲットは、同じく大変きれいな水にすむ、カワゲラです。65名のメンバーが、石の下を探しながら網で採取しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

結果は、オニヤンマ45匹、ギンヤンマ3匹、アカネトンボヤゴ多数、指標1:ヘビトンボ13匹、指標1:ヨコエビ類多数、指標1:サワガニ9匹、指標2:カワニナ多数、スジエビ5匹、ヌマエビ3匹、指標2:コガタシマトビケラ類とカゲロウ類多数、その他、ヨシノボリやウキゴリなどの魚も見られました。そして、指標1:カワゲラは?5mmぐらいの小さなものが1匹だけ採取されました。目標がクリアできました。英宏の泉は、平地にすむ大変きれいな水の指標種の全てが確認できたことになります。

その他

そして、0.5haのあぜつくり、1haの森の間伐、1haの回収不法投棄5t、斜面0.5haの除草、100mにわたる水路の石並べ、など、1年間で市民3,000人以上がかかわってきた「英宏の泉」は、昨年6~7月に提供した逆川こどもエコクラブの「水戸黄門様」のホタルの卵、幼虫から見事に成虫が発生したのです。6月1日の地元新聞に、喜びの記事が載りました。コツコツと環境保全に取り組む水戸市民の励みにもなりました。

逆川こどもエコクラブのみなさん,こんにちは!
英宏の泉が地元の新聞に掲載されたのは知っていたのですが、ウズムシやヘビトンボが観察できる場所だったのですね。水戸の町中にあるのに、きれいな水に住む生物いるので、あらためてビックリしました。
この泉は、多くの市民の方の協力があって復活してきました。とても素晴らしいと思っています。この活動の輪を、さらに多くの人にも広げてほしいと感じました。カワゲラが1匹見つかったとのこと、良かったですね^^ これからもこの水質を保つためにどうすればいいのか・自分たちにできることを考えて実行していきましょう。応援します!!!
次の報告も、待っていますよ。
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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