まきのはら水辺の楽校 (静岡県)
「なぎの沢」広場で落葉を集め、堆肥箱横の窪地にブルーシートを敷き、この上に落葉を集めて、落葉プールをつくり、子どもたちは少しの時間であるが、「忍者体験」「芋虫体験」「遠泳」などを楽しんだのちに、静かに落葉に潜り込み、落葉や生物の気持ちになって、里山を感じる体験を行った。
落葉堆肥づくりにチャレンジした。
11月上旬に倒していたコナラの木を、ホダ木サイズにカットしたのちに、ホダ木に穴をあけて、椎茸の菌を打ち込み込んだ。
今年一番の寒さで有ったが、「子どもは風の子」一生懸命に活動に取組んだ。また、活動場所内にある田んぼに氷が張り、空き時間には子ども達は凍り割りに熱中していた。子ども達は積極的に、各活動に取組んでいた。
榛原ふるさとの森の深部に位置して、気温が下がると思われる「まぼろしの池」には、氷は張ってなかった。冷たい風を直接受ける事が無く、冷たい空気は森林内を通過することにより、多少温度が上がっている事と、水源となっているために、地中からの湧き水により氷が張りにくいことを説明した。温度計を持ってなかったので、水温を測ることができなかったので、2月の活動では水温の違いを調査する事を盛込みたいと思っている。
人工物に堆積している落葉や下流域に流されてしまう落葉のみ集めて、森林内の斜面や草地に堆積している落葉を集める事は、里山の生態系を崩すと共に、災害の誘発や良質な水資源を阻害する事になるので、収集には注意である。
焚き火を地面で行うと、風等により火種が吹き飛ばされて、火災の原因となると共に、人の痕跡を残す事になるので、自然への配慮として、地面での焚き火は控えている。
これらの一連の活動が、里山を利用して、保持する事となっている。木を切ったら植樹や下草刈りを行うなどの、自然界の3Rも継続して取組む事が大切である。
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)