逆川こどもエコクラブ (茨城県)
10月3日に予定されています、第4回千波湖市民ビオトープに植栽する植物を採取しました。
千波湖は昔、湿地帯でした。今は、市民の憩いの場として遊歩道が整備された分、湿地帯が無くなり、植物による自然の浄化作用ができなくなりました。アオコを少しでも減らしていくため、逆川こどもエコクラブのサポーターは、平成22年に設立された千波湖水質浄化推進協会の事務局となって、毎年、市民ビオトープ造成活動を行っています。今日は、サポーターとともに、当日、こども達が植える植物を採取しました。
水戸市のシンボル、千波湖への市民の関心は大変高く、ビオトープの植栽には毎年200人もの子供たちが参加します。
どろんこになりながら、自分が植えた植物がやがては水質を浄化し、生物多様な空間を作っていきます。
ビオトープに植える植物は、逆川こどもエコクラブが保全しているホタル再生地から採取します。同じ千波湖公園区域であり、湧水が豊富な場所です。実は、この作業、ホタルにとって、密生してくる植物遷移を抑え、水辺面積の確保に役立っているのです。まさに一石二鳥の取り組みです。
こどもたち200人分が植える植物は、結構な量です。イグサ、ガマ、セキショウなど、ホタル保全地で密集している草を採取しました。10月3日14時30分受付開始。ハナミズキ広場にお越し下さい。(代表サポーター)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
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