活動レポート

活動レポート

特定外来生物の飼養許可について

大阪市立新北島中学校科学技術部 (大阪府)

活動日:

2015年08月21日

実施場所:

大阪市立新北島中学校

参加メンバー&サポーター数:

1人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

 特定外来生物であるアルゼンチンアリを移動させると、法律により罰せられます。現在、新北島中学校では、アルゼンチンアリのモニタリングと校内防除を行っています。アルゼンチンアリの移動は禁止されているため、モニタリングをしている場所で、エタノールなどで殺処分してから移動などを行っていました。しかしエタノールで殺処分した場合、アリがエタノールのために手足や胴体などが引っ付き、うまく顕微鏡写真などで撮影できないことが多く困っていた。
 そのため、生きたままアルゼンチンアリを捕獲し、学校の理科室で観察するために『特定外来生物等の飼養許可』を申請することにした。(観察後すぐに殺処分します。)それは将来、アリの飼育によるアリの特性の調査などの発展的活動も考慮しています。
 何度か近畿地方環境事務所の方と相談して、申請をして許可をいただきました。
 今後は二重容器などでアルゼンチンアリが逃げないように注意しつつ、アルゼンチンアリの調査を行う予定です。

参加者のようす

飼養許可が出たことについては、研究がやりやすくなるので喜んでいた。

感想・気づいたこと・考えたこと

近畿環境事務所の自然保護官の方の親切な対応で、行政書類の申請は慣れていなかったが、スムースに申請できた。

その他

いつもの活動と違い、生徒ではなく顧問が記載しました。

大阪市立新北島中学校のサポ―ターさん、報告ありがとうございます。
特定外来生物の観察は、駆除の場合の移動に飼養の許可が必要であったり、逃げ出し防止に二重容器を使うようにしたりなど、重要な注意点がたくさんありますね。まずは楽しみながらの実行になるかと思いますが、意外な注意事項が子どもたちもわかったのではないでしょうか。
その他のチェック項目としては、順法、道徳、信義、公共性、安全、科学的合理性、経済性、知識の蓄積等でしょうか。二重安全の考え方も含まれていてよかったと思います。このような経験は子どもたちにとって今後の社会生活にも役立ちますし、産業技術全般にも役立つ貴重なものになると思います。
エコまる
大阪市立新北島中学校科学技術部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

127 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名大阪市立新北島中学校科学技術部
  • 所在地大阪府
  • クラブの種類学校のクラブ

クラブ写真

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧