活動レポート

活動レポート

ホタルネットワークmito2015上半期報告会

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2015年08月20日

実施場所:

常磐大学

参加メンバー&サポーター数:

190人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

今年3月に発足しましたホタルネットワークmitoの2015上半期報告会が常磐大学ホールで開催されました。150人収容の会場が満席となり、素晴らしい報告会となりました。このネットワークは、逆川こどもエコクラブが10年間守ってきたホタルを、同じ公園区域の5つの学校や団体が各エリアの雑草化した湿地帯を再生し、ホタルを公園全域に復活させるプロジェクトとして、常磐大学、水戸市公園協会、水戸英宏小中学校、常磐大学幼稚園、常磐小学校が協力しあいながら活動を行ってきました。2年前に着手した常磐大学常磐の森、昨年着手した水戸市公園協会西の谷では、クラブからホタルの卵を分配し、今年、見事にホタルが発生しました。その後、4今年になって3団体が加わり、5月31日に一斉作業を行ってきました。各団体とも、熱い気持ちのこもったプレゼンテーションでした。

参加者のようす

6団体が15分以内で各自の取り組んできた内容を発表しました。学生の力で3か月で見事にうっそうとした森を再生した英宏小中学校、泥深い湿地帯の泥をかき出して、作った常磐小学校、ホタルが発生する近くにある常磐大学幼稚園の発表など、とても心のこもった発表でした。
これだけ、強い思いがあるのは、ネットワークとして同じ日に協力し合い、一緒に汗を流したこと、が、強いチームワークになってきたのだと思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

来場者の方々も一体となり、この活動に参加していただいている実感が持てました。作業ばかりでなく、このような発表会にも足を運んでいただくことに感謝いたします。
発表したこどもたちも、練習を積み重ねて今日を迎え、一生懸命さが伝わっていました。ご苦労様でした。

その他

来場の方々から数人の方に感想を述べてもらいました。逆川こどもエコクラブサポーターである逆川を愛する会の小菅次男会長は、平日の日中に、「ホタル」の話で満席になることが、ありえないこと。と述べ、そのうえで、これこが「県都:水戸市民の誇り」であるとまとめていただきました。
クラブでは小学校2年~高校1年まで10人の代表が登壇してプレゼンしました。継続したホタル保全ができているキーワードは、先輩から後輩に作業を通じてつないでいく、意識しないESDがあってのこと。を、知っていただけたと思います。

逆川こどもエコクラブのみなさん、活動報告をありがとうございます。
一つの目的に向かって5つの団体が活動し、その成果を交流するというのはすばらしいイベントですね。交流の中身も具体的で、参加した誰もが勉強になるもので、充実した時間になったことでしょう。
逆川エコクラブのみなさんの発表も、児童生徒のものとは思えないような立派な内容だったことが写真からもよく分かりました。本当に頼もしいメンバーですね。
一言、アドバイスすると、ESDは人間中心的なところがありますので、本当のホタル保全とはホタルを同じ生物ととらえて、同じ目線で共生するという考えに基づくことが重要です。活動の継続も「共生」という認識を共有していくとよいでしょう。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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