活動レポート

活動レポート

石川上流(大和川水域)の水質と水生生物調査

大阪市立新北島中学校科学技術部 (大阪府)

活動日:

2015年08月02日

実施場所:

河内長野市滝畑ダム上流キャンプ場

参加メンバー&サポーター数:

12人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

普段行っている大和川の下流の調査では、水生生物調査が安全上おこなっていません。そのため、夏休みを利用して、河内長野市の滝畑ダム上流のキャンプ場で、水質調査と水生生物調査を行いました。
今年で4回目になり、どこに水生生物がいて、どこで遊べるなども熟知しています。
ただ、水質調査中にスイカの一部が流れてきたりして、観察するにはいろいろと問題がありました。水質調査は3回測定しました。
pH7.4 DO9.2% ORP192mV EC 0.06mS/m
NH4+ 1ppm COD 8ppm NO2 0ppm NO3 1ppm
水温21.0℃ 気温31.2℃ 湿度76.2%

スイカが流れたときに測定したCODは50ppmになっていました。
 

参加者のようす

例年は気温がもう少し低いので活動しやすいのに、今年は気温が高く、なかなか作業がはかどらなかった。水生生物調査は、遊びに夢中になってしまい、透明エビしか捕獲しなかった。魚を手づかみで捕まえようとしていた部員もいたが、いろいろ工夫して罠なども作っていたが、つかまえることはできなかった。

感想・気づいたこと・考えたこと

去年登山客でいっぱいだったので、バスに乗れるか心配だったが、気温が高いので登山客が少なかった。
スイカの食べ残しが少し川に流れるだけで、川の水質(COD)が非常に悪化した。

その他

科学部が夏期休暇に入ったので、いつもと違い科学部顧問が記録した。

新北島中学校科学部のみなさん、活動報告をありがとうございます。
夏休みらしい、いつもと違う活動ができてよかったですね。水質調査方法はパックテストを使ったものでしょうか。データを載せてもらえてうれしいです。
さて、こうしたデータの意味は何でしょうか。それは、変化・比較・考察です。継続調査における変化の有無を見たり、他との比較をしたりして、その数値の意味を考えることです。そして行動にむすびつけることが、こどもエコクラブの活動となるのですね。
河川等の水質調査は、総合的なデータを集めて考える必要がありますので、水生生物調査のデータは必要ですね。ぜひ、目的の活動をしてから、遊びに移るようにしてください。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
大阪市立新北島中学校科学技術部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名大阪市立新北島中学校科学技術部
  • 所在地大阪府
  • クラブの種類学校のクラブ

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