活動レポート詳細｜活動レポート

活動レポート

ホタル観賞放流会２０１４

川島こどもエコクラブ (埼玉県)

活動日：

2014年07月13日

実施場所：

埼玉県比企郡川島町正直日枝神社

参加メンバー＆サポーター数：

110人

活動の分野：

SDGs：

ホタルの里づくり（ホタル再生事業）イベント開催。絶滅してしまったホタルを再生するために、自然環境への成虫放流会は２年目、今年は、川のまるごと再生プロジェクトの長楽用水路にヘイケボタル１００匹を子ども達に放流して頂きました。

梅雨明け前の天候が心配でしたが、雨が降らなかったのが先ずは良かった。開催地の自治会役員の協力があって、多くの家族連れの皆さんが参加してくれました。

開催場所は、田舎の神社、農業用水路、低い堤防、田園そして西の遠方に秩父山地が見えるとても豊かな自然環境です。そして、私自身の幼い頃からの想い出の場所です。楽しそうな子供達の顔や生き生きとした姿は、地域の宝です。自然体験によって心身共に健全な少年少女に成長してほしいと願っています。

写真添付しました。

: 川島こどもエコクラブのみなさん、活動報告をありがとうございます。人間による開発や水質汚染等により、絶滅してしまったホタルを呼び戻そうという活動は、３０年ほど前から始まりました。当時は環境のシンボルとしてホタルを使っていました。現在は、豊かな自然環境の象徴としてのホタルという位置づけが強くなっています。毎年、４月過ぎになるとホタルの話題が出始め、幼虫や成虫の放流や観察会のニュースが見られます。ところが、自然保護活動と思われる活動が、実は自然環境を乱していることがあります。その生物が住める環境でないのに放流したり、移入種を持ち込んでしまい種の交雑をしてしまったりという問題を起こしているのです。ホタルについては、遺伝子レベルで種の固有性が調べられています。こうした視点ももって、生物等の多様性保全活動をしていってくださいね。次回の報告も楽しみにしています。