川島こどもエコクラブ (埼玉県)
埼玉県川島町は5河川に囲まれた伝統的な稲作地帯です。川島町の周囲は、河川堤防に囲まれているので、「輪中の里」とも言われます。上流の都幾川や越辺川から取水した灌漑用水路は田園を潤し、下流の入間川や荒川に放流されています。農業用水路は、町内の住宅地などでもごく身近にあり、多くの生き物を見ることができます。しかし、生き物の種類は年々減少し、絶滅したり、絶滅危惧種になったりしています。こどもエコクラブによる「農業用水路の生きもの調査活動」は4年目になります。
灌漑用水路の水位が低くなる9月~10月に行うため、雨天になる日が多い。しかし、人気のある生きもの調査活動になっている。今年も雨の中での調査であった。
19種類の生きものが確認できたが、ヤリタナゴは激減しており、2個体しか見ることができなかった。そして、埼玉県レッドデータブックでは、ついに「絶滅危惧ⅠA類」になってしまった。
川島こどもエコクラブ(埼玉県)
川島こどもエコクラブ(埼玉県)
川島こどもエコクラブ(埼玉県)
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