NYAXA(ニャクサ) (兵庫県)
観察会に参加しました。
はじめに、元理科教師の谷口先生が製作されたDVDを鑑賞し、カエルの生態について学びました。
講義の後は、外で卵塊の観察です。
昨年は、卵塊を見つけた場所にさす棒を持っての散策でしたが、今年は空梅雨です。卵塊は非常に少なく、あらかじめ施設スタッフやボランティアの方たちが見つけておられた場所へ案内していただきました。
5月に産卵された卵塊は黄色くなり乾いていました。そのままでは干からびてしまうので、いくつかを水の中へ落としました。そのうちひとつのなかに、孵化したばかりのオタマジャクシを見つけることができました。
卵塊の数は少なかったですが、直接卵に触れてみたり、オタマジャクシを間近で観察できました。
空梅雨に加え、シカやイノシシが水辺の草を食べて産卵場所が荒れた事もあって、卵塊の数は合わせて20個と とても少なかったようです。
参加者の子供さんが、生体のシュレーゲルアオガエルを見つけたので見せてもらいました。
最初に見たDVDの中で、中学生にインタビューをしていたんだけど、カエルが嫌いだっていう子がいてびっくりした。僕はカエルが好き。とくにモリアオガエルやシュレーゲルアオガエルやアマガエルは、とっても目が可愛い。
モリアオガエルは雨の夜に産卵するらしい。観察会の前の日は1日雨だった。それまで全然降っていなかったのに。だから、出来立ての卵塊を観察できたよ。古いのは黄色いけど、新しいのは白くてキラキラしている。
乾いた卵をやぶったときにオタマジャクシがでてきてビックリした。ビオトープの水の中にはなしたよ。大きくなるといいな。
卵塊をさわったら、ふわふわでマシュマロみたいだった。
DVDの中でカエルが蛇に食べられるところもみた。ちょっとかわいそうって思ったけれど、蛇もゴハンを食べなきゃ死んじゃう。
人間も色んなものを食べる。食物連鎖や生態系のなかに、みんな入っているんだ。
カエルの手の先に大きな吸盤がついているのは、木に登る種類だからだ。跳ぶのも敵から逃げるため。生きもののかたちや動きにはみんな意味があるんだって。生きるために色んな力をつけるんだよ。
モリアオガエルの生体は、谷口先生が観察用につれてこられたものを見せていただきました。
NYAXA(ニャクサ)(兵庫県)
NYAXA(ニャクサ)(兵庫県)
NYAXA(ニャクサ)(兵庫県)
NYAXA(ニャクサ)(兵庫県)