活動レポート

活動レポート

田んぼの学校「田植え」

NYAXA(ニャクサ) (兵庫県)

活動日:

2013年06月16日

実施場所:

伊勢自然の里・環境学習センター

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

活動内容

田植えとメダカの放流をしました。

参加者のようす

まず講義室で、姫路市立水族館の市川館長からお話をしていただきました。
昔の田んぼと今の田んぼの違い、田植えのやり方の違い、そこにいる生きものの種類や数がどう変わってきたかを学びました。

講義の後は、素足で田んぼに入り田植えです。田植えのやり方も教えていただき、苗を2~3本ずつ手で植えていきました。

田植えを終えたあとは、参加者で一斉にメダカを放流しました。
田んぼの学校では無農薬でお米を育てます。メダカやタガメ、様々な生きものと一緒に苗が大きくなりますように!と願いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

田植えの時期は、ぼくの住む播磨地方は一番遅い地域になるらしい。
田んぼには水が必要。だから梅雨の時期まで待ったりする。花が咲く時期に温度が高いとコメができにくいかららしい。だから今は熱に強い品種がつくられてきている。
温暖化が進むと、コシヒカリだって本州でもあまり作られなくなるかもしれないらしいよ。

苗の大きさも昔はもっと大きかったらしい。タイの苗は今でもすごく大きいみたい。ぼくの植えた苗も、近所の田んぼで見る苗よりだいぶ大きかった!

兵庫県にはまだまだメダカがいるけれど、あと10年もしたらメダカは珍しい魚になるかもしれないよと市川館長から聞いて、ひえ~っとびっくりしました。メダカが減らないようにしたいです。
メダカのえさになるミジンコは、91日で10兆匹になると聞いて、すごくびっくりした!ネズミ算よりすごいミジンコ算です。

そんな話をいろいろ聞いてから、田植えをしました。
泥はニュルニュル。気持ちいいよ。少しずつ苗を植えるのは難しい。すぐ倒れちゃうし。
苗の栄養を取っちゃうコナギという草取りをママがしながら、田植えをしました。早くできたから3条もしたよ。つかれた。

そのあとメダカを放流した。バイバイっていったら元気に泳いでいてうれしかった。たくさん子供をうんで増えたらいいな!


その他

☆きょうの生きもの☆

メダカ・タガメ・タイコウチ・ヒル・ミズグモ・シオカラトンボ・トノサマガエル・モリアオガエル・ニホンアカガエル

いま、農家でも手植えで稲を植える人はあまりいませんよね。皆、機械で稲を植えています。棚田とか機械が入れないような狭い田でなければ手で植える事はなくなっています。皆さんの今回の試みは大変貴重だと思います。実際に水の中の足がはまり込む泥に素足で入った感じはどうでしたか。ニュルとした感触もあるけれど冷たくって気持ちよかったでしょう。普段の生活では出来ない経験だったと思います。田んぼの内外には沢山の生き物が住んでいます。無農薬の田んぼだったらなおさらです。これからも手植えした稲がどのように育っていくのか観察を続けてください。
エコまる
NYAXA(ニャクサ)のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名NYAXA(ニャクサ)
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類家族親戚

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