まきのはら水辺の楽校 (静岡県)
1泊2日で、大井川支流の笹間川で釣り体験を実施。活動内では、川虫の観察や川虫を活用した釣りを実施する事による食物連鎖を実体験を解して学んだ。低学年にも食物連鎖の仕組を理解してもらうために、プロジェクト・ワイルド内アクティビティー「死のつながり」実施。日本古来の釣り技能として、テンカラ釣り等に関する体験も行った。
1日目は、小雨交じりの中で、川の水流の状態を確認しつつの釣り体験となった。低学年は堰堤付近の比較的安全に取組める釣り場で竿を出した。高学年は川の流れが緩やかなポイントを選んで、川に入り釣りを開始。結果はご想像にお任せする。その後、夕食はバーベキューで夕食を取った後に、休憩後に蛍観察を実施。小雨が降りづいていた事により、蛍の乱舞を確認することは難しかったが、数匹であるが蛍が川面を照らして飛び交う姿を確認して、子ども達は感動の眼差しで喚起していた。
2日目は、夜の雨の影響により笹間川に濁りが発生して、本流での釣りは困難となった。そこで、体育館を利用して仕掛づくりをメインとして、低学年は釣り擬似体験を実施すると共に、高学年は特別講師の県職の柴田氏の好意により、フライフィッシング講習会を開催していただいた。しかし、如何しても、高学年に渓流釣り体験を実践させてあげたい。浮き釣りでは、本日の水量では困難である。そこで、ミャク釣りを選択した。笹間川の支流に向かい、渓流釣り体験を開始。狙いは的中した。10名の子ども達の中で、1時間足らずの体験の中で、4匹の良型のアマゴを釣上げる事ができた。
二日間の子ども達の感想は、いっぱい釣りをしたかったという感想はあったが、宿泊体験の意義して、知らない同士が協力し合い、活動に取組むという点に関しては、子供の感想は沢山の友達が出来たとの声が返ってきた。スタッフや保護者からは、感動の拍手が自然と発せられた。
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まきのはら水辺の楽校(静岡県)
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