だいやエコクラブ (長崎県)
今年も環境省主催の全国水生生物調査に参加しました。去年に引き続き相浦川を調査の対象としました。相浦川の調査は今回で3回目となり、2年前、そして去年の相浦川からどのように変化しているかワクワクしながら調査を行いました。
参加者たちは真剣な眼差しで水質調査を行っていました。
水質調査の合間には、水を掛け合うなど、子供らしく微笑ましい一面を垣間見ることができました。
最近は勉強ばかりの日々ですが、川のせせらぎ、小鳥のさえずりが聞こえる自然の世界にいると心が癒されます。今年の水質調査で気づいたことは川の変化だけではなく自身の変化です。以前は一つの事実から情報だけのことを吸収していましたが、今では一つの事実ことから2つ、3つとひろげて繋げて考えることができるようになりました。また自分でどのようにすれば調査を効率的にできるのかメンバーと話し合い考え実践しました。今までの、教えてもらい学ぶという環境活動から、学んだことを活用し考えて自分行動するというものに変化した感じています。
中3藍美
水質調査のシーズンが毎年来る度に、川の爽やかな涼しさ、生き物たちに心が踊ります。透明な水、以前よりも綺麗になった川に生きる生物を目にして、活動の成果を実感することができます。誇らしく、嬉しい気持ちであると同時に美しい自然を残していきたいと活動のモチベーションがより一層高まりました。陸や川の美しさを保ち続けることは海の豊かさを守ることでもあります。世界中は海によってひとつに繋がっているからこそ、美しい海を未来のこどもたちに守り残していきます。
高三美也
今年も去年に続き、相浦川の水質調査を行いました。下流、中流、上流の水質調査を行い、上流にはフクラスズメの幼虫の群れを見つけました。こういう自然のかわいい昆虫たちと出会えるのも、自然の中で水質調査をする醍醐味だと思います。フクラスズメの幼虫の棘には毒がなく、参加者たちは手に乗せて観察し、フクラスズメの幼虫を愛でていました。この蛾がフクラスズメと呼ばれる由縁は、雀が羽毛を逆立てて冬の寒さに耐える「ふくら雀」という様子に似ているので名付けられたそうです。
だいやエコクラブ(長崎県)
だいやエコクラブ(長崎県)
だいやエコクラブ(長崎県)
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