活動レポート

活動レポート

海中観察&アマモの種取り

南三陸少年少女自然調査隊 (宮城県)

活動日:

2024年08月31日

実施場所:

サンオーレそではま、南三陸町自然環境活用センター

参加メンバー&サポーター数:

18人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

2018年10月に、志津川湾がラムサール条約湿地に登録されました。登録の決め手の1つである海の森や草原=藻場や、そこに暮らす生きものを海に入り観察しました。また、午後には、アマモの藻場を増やすお手伝いとして、アマモの苗を作るための種の仕分け作業をしました。

参加者のようす

みんなで海に入り、アマモやアラメ、フグなどを観察しました。隊員たちは海での活動が大好きなので、はしゃいでいました。また、砂浜ではスナガニ(宮城県の絶滅危惧種に指定されている希少なカニ)を探すために、みんなで夢中になって穴掘りをしていました。スナガニを見つけた隊員は、すごく喜んでいました。
午後にはアマモの種の仕分け作業をしました。とても細かな作業でしたが、ピンセットを使って一つ一つ真剣に種を拾い上げていました。
みんな、志津川湾の海の恵みであるアマモや海藻に直に触れ、一生懸命に取り組んでいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

・アマモは、海藻ではなく、海草だということが分かった。
・スナガニを見つけられてよかった。
・アマモがたくさん砂浜にも落ちていたこと。

その他

・志津川湾は、寒流と暖流が混ざり合う独特な海域で、冷たい海のマコンブ、暖かい海のアラメと、分布域が異なる海藻が同じ湾内で見られるため、世界的にも珍しい海と言われています。

南三陸少年少女自然調査隊のみなさん、こんにちは!
みなさんはラムサール条約登録湿地の志津川湾で、生きものの観察ができてうらやましいです(^^)/
寒流と暖流が出会い、マコンブとアラメなど、ふだんは同じ場所に生育することがない海藻が生育し、
海草のアマモもみられる海には、どのような生態系がかたちづくられているのでしょうか?
今回はスナガニもみられたそうですが、希少な動物に出あえると気分ももりあがりますね!
なるほど、みなさんのコメントのとおり、海の藻場(もば)はまさにゆたかな森や草原にあたるのですね。
午後はアマモの種の仕分けだったとのこと、小さなタネをピンセットでより分けるのは神経をつかうし、たいへんだったと思います。おつかれさまでした。
これからもみなさんの活動が、生きものたちのすみかとしての志津川湾を守っていくことにつながるよう願っています。
それでは、つぎのレポートも楽しみにしています^^
エコまる
南三陸少年少女自然調査隊のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名南三陸少年少女自然調査隊
  • 所在地宮城県
  • クラブの種類自治体の募集

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