ゆうゆう学童こどもエコクラブ (栃木県)
敷地の前を流れている灌漑用水路には、田んぼを経由してくるので浮草まじりの冷たい水が流れています。
手つかずだった用水路を春ごろから整備していくにつれ、メダカの稚魚が増え始めてきた様子に気付きました。
夏休み前から生き物探しで何度も用水路に入り、メダカとホテイアオイを育てる衣装ケース2つを屋外に置いて、玄関の中には小さな水槽を設置してドジョウやナマズを観察できるようにしました。
2学期に入ると、ペットボトルろ過器にとあるアクシデントが発生しました。
敷地の角のほうに堆積させておいた木炭をろ過材に混ぜたところ、水槽の中身が真っ黒になってしまいました。
もちつき大会でもち米を羽釜で炊飯したときの消し炭であったため、水洗いが必要だったということでした。
問題解決としては、消し炭の粉塵を水槽の中から洗い流すことでした。
1年生の男子がやる気を出してくれて、お米とぎのように濁りが無くなり透明に近くなるまで何度も作業してくれました。
その努力の甲斐あって、抜群の透明度へと改善・向上できました。
今回は、消し炭を洗わずに使ったことで水槽内が全面真っ黒になってしまったショックが大きかったと思いますが、それに負けないくらい問題を解決しようという意識の高い1年生の自主性が光っていました。
すでに安定している環境に異物を入れる際は、試験をすべきである。
エアレーションを利用したペットボトルろ過器は、おさかなポストさんを見学したときの装置を参考にDIYしてみました。
ゆうゆう学童こどもエコクラブ(栃木県)
ゆうゆう学童こどもエコクラブ(栃木県)
ゆうゆう学童こどもエコクラブ(栃木県)
ゆうゆう学童こどもエコクラブ(栃木県)