活動レポート

活動レポート

みんなの町の防災を知ろう①

厚見子ども会 (岐阜県)

活動日:

2024年05月18日

実施場所:

岐阜市立厚見小学校

参加メンバー&サポーター数:

51人

活動の分野:

  • 防災 防災

SDGs:

  • SDGs:質の高い教育をみんなに
  • SDGs:住み続けられるまちづくりを

活動内容

火災や災害への理解を深め、防災の意識を高められるよう企画しました。
会場に4つのミッションを用意して、参加者に体験してもらいました。
ミッション①地震体験車に乗ろう 震度7の揺れを体験しました。
ミッション②火事だ!煙の脱出体験 消防署の協力で1メートル先も見えないくらいの煙が充満した空間の中に入り、出口を探して脱出する体験をしました。
ミッション③避難所の備品を見てみよう パーテーション、発電機と投光器、水の浄化装置を見せていただき、実演していただきました。
ミッション④マンホールトイレって? 大地震などでトイレが使えなくなった時のための簡易トイレを見せていただき、個室に入って座ってみたりしました
ミッションを体験した後、意見交換と発表を行いました。
参加者には防災の意識が高まり、家庭での備えの必要性を感じてもらえた会になりました。

参加者のようす

非日常の体験に、どの子も興味津々でミッションに取り組んでいました。
もし、災害が起きたら本当に怖いんだと感じてもらえました。また、落ち着いて行動しないといけない、そのために、こういう体験や、家庭での備えが大切であることを話してくれました。
岐阜市の防災備品を見たとき、見た目の立派さに驚いている様子でした。災害への不安が少しでも減らせることを願い、防災備品を見てもらいましたが、同時に数や量が十分ではないこと、快適さが十分ではないことも知っていただけました。

感想・気づいたこと・考えたこと

地震体験について…怖かった、本当にこんな地震が来たらあわててしまうと思う
煙体験について…臭かった、周りが全く見えないので人とぶつかった、火事を起こさないように気を付けたい
避難所の備品について…かたい床で寝ないといけないので、大変だと思う。冬だったら毛布が欲しい
マンホールトイレについて…トイレがあって安心した、狭かった、ここで用を足せるか心配になった
など、たくさんの感想を発表してくれました。

その他

ここで体験したことを各家庭で話題にして、災害への備えの見直しに役立ててもらえると嬉しいです。
2か月後防災を知ろう②では、各家庭の備えについて学んでいこうと計画しています。
今回の体験が生かされることを期待しています。

厚見子ども会のみなさん、活動報告をありがとうございます。火災や災害はいつ起こるか分かりませんが、いつでもどこでも起こる可能性があります。火災はある程度防ぐことができますが、地震や火山爆発といった自然災害は防ぐことはできません。ですから、みなさんが体験したような疑似体験をして備えることが大切なのです。みなさんのよかったことは、ただ体験をして終わるのではなく、意見交換をして思ったことや考えことなどを話し合ってシェアしたことです。災害への備えは物があっても被災者同士の理解と協力がないと進みません。そういったことも体験的に分かったのではないでしょうか。この体験をエコアクションにどうにつなげるか、つながるかについてメンバーみんなで話し合ってみてくださいね。では、次回の報告も楽しみにしています!
エコまる
厚見子ども会のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名厚見子ども会
  • 所在地岐阜県
  • クラブの種類子供会

クラブ写真

厚見地域は、岐阜県岐阜市の中心市街地の一回り外側に位置します。
企業や工場が多く、田畑は住宅や商店に生まれ変わり、自然環境はがだんだんと失われていっているように思います。
子どもエコクラブの活動は、厚見地域に多くある建築や建築資材の企業さんプレゼンツの森林の資源環境保全をテーマにした研修を計画しています。
また、地域の中に河川が2本あり、身近な存在であることから、水資源や、川の資源環境保全について取り組みたいと考えています。
厚見子ども会では、次のような環境学習に取り組んでいきます
・カーボンニュートラルの取り組みを学習
・河川の環境保全の学習
・蛍の幼虫の放流及び、成虫の観察会
など…
さまざまな体験を通して、自然環境保全の意識を持ってもらえるよう、取り組んでいきます。

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