南三陸少年少女自然調査隊 (宮城県)
今年度最初の活動として、オリエンテーションと折立海岸の干潟調査を行いました。オリエンテーションでは、自己紹介や今年度やってみたい活動の発表などを行いました。また、生態系での干潟の役割やそこに生息する生きものについてのレクチャーを受けた後、活用センターのすぐ近くにある折立海岸の干潟で、生きものの採集と観察を行いました。採集した生きものは、活用センターに持ち帰って、図鑑を見ながら種類を調べ、各自が自分の調査表に記録しました。
今年度のメンバーは、18名と多くの隊員たちが集まりました。1回目の活動は13名の隊員が参加し、オリエンテーションと干潟調査を行いました。オリエンテーションでは、自己紹介や調査隊についての説明、ゲームなどをしてコミュニケーションを深めました。干潟調査では、みんな一生懸命に生きものを探していました。
【子ども達が見つけた生き物】
52種類(ヒメケハダヒザラガイ、クモリアオガイ、イシダタミ、タマキビ、アオモリムシロ、ムラサキインコ、マガキ、オニアサリ、アサリ、スナイソゴカイ、シロスジフジツボ、ヨコヤアナジャコ、ユビナガホンヤドカリ、イソガニ、ケフサイソガニ、イボニシなど)
この中でイシダタミ、マガキ、イボニシは、隊員13名中10人以上が発見しており、折立海岸の『優占種(発見率が70%以上:その場所に多く生息している主要な種)』であるとわかりました。
毎年募集を行う南三陸少年少女自然調査隊ですが、昨年度から続けて隊員になりたいと応募してくれた子ども達がいて、調査隊の活動や町の自然に対する興味関心が根付いている様子が見られました。新しく隊員となった子ども達もいるので、今後もみんなで協力し合って活動してもらえればと思います。
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)