活動レポート

活動レポート

プールのエコアップ大作戦 ~ワラのイカダでトンボをよぼう!~

エコエコ楽しみ隊 (東京都)

活動日:

2023年09月20日

実施場所:

放課後子ども教室

参加メンバー&サポーター数:

17人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

水泳の授業が終わったプールにトンボが卵を産みに来ます。水面に直接卵を産む種類もいれば植物に卵を産みつける種類もいます。そこで、自分たちの学校のプールに来るトンボの生態やエコアップについて学習し、みんなで協力してワラでイカダを作り学校のプールに浮かべました。

参加者のようす

トンボの種類の多さや種類によって卵の産み方に違いがあることを初めて知り、驚いていた子が多くいました。また、イカダ作りは全員の子が一生懸命に取り組み、「楽しかった」との声が上がっていました。
最後に「トンボに声を掛けるとしたら?」との質問に、下記のような回答が返ってきました。
トンボさん、きれいだよ。/トンボさん、とべてすごいね。/トンボさん、がんばってね!/タマゴいっぱいうんでなかまをふやしてね。/トンボさんがんばってね!/「がんばれ」「たのしみにしてるよ」/いっぱい赤ちゃんをうんで、つぎの3年生をよろこばしてあげてね。

感想・気づいたこと・考えたこと

毎年6月、3年生が「プールのヤゴ救出大作戦」を授業で行い、教室や家庭でヤゴを育てる体験をしています。またエコクラブでヤゴの観察や「プールのエコアップ」を行っているので、自然の少ない都会でも子どもたちは生き物を身近に感じてくれているようです。これからもこの貴重な体験学習の場を絶やさないようサポートしていけたらと思っています。

その他

〔参加者学年内訳〕2年生:2名、3年生:7名、4年生:1名

エコエコ楽しみ隊のみんな、エコアップ大作戦の報告ありがとう!
プールは、町の中でパッチ状に分布しますね。都心のトンボにとって、プールはヤゴの格好(かっこう)の住みかになっているといえるでしょう。プール教室が始まる前には、たくさんの赤トンボやシオカラトンボなどのヤゴが見られますが、今回は、稲わらをプールに浮かべることで、水面に直接(ちょくせつ)卵を産むトンボ以外のヤゴが期待できます。一方で、赤トンボやシオカラトンボのヤゴは、減少しているかもしれません。稲わらの「ある、なし」で、プールの生態系が変化すると思います。両者のちがいを比べてみると、生きものの「食う、食われる」の関係も見えてきます。観察を続けてください。
ところで、最近は稲わらも手に入りずらくなっていますね。準備もおつかれさまでした。次のレポートも待っています^^
エコまる
エコエコ楽しみ隊のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名エコエコ楽しみ隊
  • 所在地東京都
  • クラブの種類その他

クラブ写真

「ごみ・3R」「生き物観察」「地球温暖化(気候変動)」「SDGs」などのテーマを絵本や紙芝居で学習しながら、リサイクル工作やゲームをとおして楽しく活動しています。

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