西京極こどもエコクラブ (京都府)
きょうと☆いきものフェス!2023IN京都府立植物園という、今回初めて開催されたイベントに参加しました。
こどもたちが一番楽しんでいたのが杉玉(酒蔵などの軒先につるしてある丸い球)づくりでした。枠の中に杉の枝を隙間なく詰めていくだけですがとても面白かったようでした。途中までしか体験できませんでしたが、完成させて持って帰りたかったようでした。
京都北山やままゆ塾のコーナーではヤママユガの幼虫の大きさにびっくりしたり黄緑色の繭の美しさに感動していました。
また、竹笛を作ったりスッポンの赤ちゃんを触ったりと、普段できない体験がいっぱいできてとても楽しかったようでした。
竹蛇籠の展示コーナーでは、まずその大きさに驚きました(5メートル以上あったと思います)。竹蛇籠とは割り竹を編んで作る円筒型のかごのことで、中に石を詰め河川の護岸や用水口の堰などに利用されたものだそうです。
竹蛇籠を川に設置すると水の勢いを和らげたり魚や水生昆虫の住みかになるそうです。
「古事記」にも登場している技法だそうですが、本当によく考えられているなと感心しました。
こどもたちが参加したのは2日目でしたが、初日には小学生や中学生の研究調査発表がありました。中学生の子は桂川の生き物掲示板の内容(この川には9種類の生き物がいます)に疑問を持ち、3年かけて調査したところ30種類(正確な数ではないかも)以上の生き物を見つけたそうです。
ふつうは看板に書いてあったらそのままスルーしがちですが、疑問を持つことが大切だと考えさせられました。
西京極こどもエコクラブ(京都府)
西京極こどもエコクラブ(京都府)
西京極こどもエコクラブ(京都府)
西京極こどもエコクラブ(京都府)