南三陸少年少女自然調査隊 (宮城県)
昨年度に続き、町内にある八幡川で、南三陸高校自然科学部の先輩達と一緒に生きもの調査を行いました。午前中は魚や虫などの生きもの採取と、環境DNA調査用の川水の採取を行いました。午後には、環境DNA調査のための川水ろ過作業と、生きものの種同定作業を行いました。
みんなで元気に、石をひっくり返しカニを取ったり、足を使って網の中に、魚などを追い込み捕まえたりしていました。また、やる機会が滅多にない環境DNAのろ過作業(注射器のような器具で水を圧縮し、専用の容器でDNAをろ過・付着させる)にも積極的に取り組んでいました。
・他のところでは、全然いない生きものが南三陸の八幡川ではたくさんいる。
・下流から中流に行っただけで生きものがちがうこと。
・川は川でも、上流、中流、下流で生息する生きものがちがうことがわかった。
・海に下る魚もいたり、陸に行く虫もいたり、自然はつながっていることを感じた。
【八幡川で採れた生きもの】<br />
〈魚〉アユ、ヤマメ、アブラハヤ、ドジョウ、ヒガシシマドジョウ、ウグイ属(幼魚)、ヌマチチブ、シマヨシノボリ、シマウキゴリ、スミウキゴリ、ウツセミカジカ<br />
〈エビ・カニ〉スジエビ、モクズガニ、サワガニ、アメリカザリガニ<br />
〈虫〉コヤマトンボ、ミヤマカワトンボ、コオニヤンマ、モンキマメゲンゴロウ、ヒラタドロムシ(幼虫)、ヘビトンボ、フタツメカワゲラ、ヒメアメンボなど <br />
合計 約40種でした。<br />
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)
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