むさしのしぜんたんけんたい (東京都)
メンバーが自分のフィールドとしている公園では、日頃から昆虫や鳥などを探して写真を撮り「バイオーム」に記録を残しています。
特に今年は昼間にセミの抜け殻を集めています。
今回は、夜間に公園に行ってセミの幼虫探しをしました。歩いているセミの幼虫を4匹採集し、網目状の虫かごに入れて自宅で羽化を観察しました。
セミの羽化を最初から最後まで観察するのは初めてで、羽化が始まるとどんどんと様子が変化していくため、ずっと釘付けになっていました。2時間くらいかけて体が全部出て羽が広がると、とても綺麗で驚いていました。
翌日、セミたちを放してからしばらく経ってセミの鳴き声が聞こえてくると、「自分の放したセミかなぁ…」と想いを馳せていました。
今回はセミの羽化の観察でしたが、いつも観察に行っている公園でも毎年新しい発見があり、前年には出会わなかった昆虫に会えて、いつも驚きがいっぱいです。また、先週はたくさんいたのに今週は同じ時間でもほとんど見られなかった、など変化に気づくこともあります。
この日はセミの他にも、地域によってはレッドデータブックに載っている昆虫も観察することができました。
むさしのしぜんたんけんたい(東京都)
むさしのしぜんたんけんたい(東京都)
むさしのしぜんたんけんたい(東京都)
むさしのしぜんたんけんたい(東京都)