まきのはら水辺の楽校 (静岡県)
昨年と同じ場所で、水の生物の調査を行いました。
魚を確認すると、魚とり網で追っかけまわして、魚を捕獲しようとしますが、魚類の方が素早く動作するので、最初の内は、生物を捕獲する事は出来ませんでした。
水中の生物が生きて行くために必要な三種の神器を確認しました。①隠れ家・②食べ物・③酸素が大切である事を再確認して、3つが整っている場所を確認すると、水草まわりに魚たちが集まっている可能性が有ると確認して、水草の下流域に魚とり用網をセットして、上流域から水草内に隠れている生き物を、たも網に追い込み、生物の捕獲を行いました。
確認できた生物は、黒メダカ・タナゴ・ドジョウ・銀フナ・コイ・ウナギ・手長エビ・ヌマエビ・オタマジャクシ等を確認すると共に、捕獲した生物は一旦、水槽に入れて観察すると共に、蓋着きの容器に水を入れて、種類別に生き物を入れて、形等をじっくりと観察しました。
捕獲した生き物の中には、絶滅危惧種も含まれていましたので、元いた水路に再放流しました。
指標の水生生物は、カワゲラ・ヤマトシジミ・カワニナ等を確認しましたので、水質等級Ⅱ「栄養塩の流入がある中流域の環境」の川である事を、全員で確認しました。
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
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