まきのはら水辺の楽校 (静岡県)
遠州灘海岸での投げ釣り体験
集合場所が、浜岡砂丘前に作られた公園駐車場に集合しました。駐車場からは、海の波音も聞こえず、本当に海が有るのとの疑問の声が寄せられた。各自釣具をもって、急傾斜地の砂地を全力で駆け上がろうとしましたが、途中で砂に足を取られて、大変の言葉と、本当に海が有るのとの疑問が寄せられました。山頂まで上がると、眼下に真っ青な太平洋が、延々と続き、凄く綺麗との息も絶え絶えに、発信していました。暫く海が荒れていたので、比較的遠浅の海岸が消え失せて、波打ち際から水深が深くなっていたので、今日は海水浴は禁止と伝えてから、釣りを開始しました。初めて、釣りを行う子供達も居たので、1回目の釣り体験という事で、魚を釣る感触を味わえればと思いキャスティングは、私又はスタッフに実施ていだき釣りを開始しました。一投目からキスが釣れたのです。透き通るキスの魚体を見て、凄く綺麗と言っていました。釣れた魚は、キス・ヒイラギ・エイ・フグ・カニ?などが釣れて、2時間ほどの投げ釣りで、9人で50匹前後のキスを釣り上げる事ができて、驚いていました。釣り上げたキスは、家に持ち帰り、お刺身や唐揚げにして食べる事にしました。
キスが沢山釣れたことは喜ばしい事ですが、砂丘に多くの人が訪れて、色んな不純物(プラスチックゴミ・タバコの吸い殻・靴の裏の違い所の土等)が砂に交じり、年々、砂に異物が混ざり、押し固められて、砂丘の姿が失われている事を、体験から学んでいだけたと思います。
砂の吹き溜まりを観察して、本当の砂丘は、サラサラの砂が集まって、丘となり、砂丘は満万年もかけて、砂丘が作られている事を説明すると、履いてきた靴を脱いで、靴浦を確認して、砂と違う土が無いか確認していました。
大切な自然遺産を保護するためには、入室する前に、ビジターセンター等でのレクチャー後に、立ち入る必要性が有ると再確認しました。
数十年前までは、海岸の幅を50m以上ありましたが、現在の海岸は、小石が多数打ち上げられており、川からの砂の流入が激減している事を痛感すると共に、小石が多くなっているという事は、海岸浸食が顕著に表れています。海岸には、マイクロプラスチックの有無は不明ですが、大型のペットボトル等のプラスチックゴミは見受けられなかったです。
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
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