まきのはら水辺の楽校 (静岡県)
1ヶ月間隔での麦踏みと合わせて、春ジャガイモの種芋の植付けとして、種芋を半分にカットした後に、灰をカット面に塗した後に、畑に等間隔で種芋を植えて、秋に収穫して確保していた稲藁を、種芋の上に被せました。
目的は、保温・保湿・雑草対策で実施しました。全てに稲藁を被せるのではなく、1列は稲藁を被せないようにして、ジャガイモの成長の違いを継続して、観察できるようにしました。
12月に麦踏みを行ったから1ヶ月が経過して、苗が枯れずに立派に育っている事を確認して、驚いていました。でも、1月は雨が少なく、温かい日が続いたことにより、麦の穂が実っている物が有り、早すぎる実りに驚いていました。
実が実っている苗を踏みつけても大丈夫?との質問には、判らないので、踏みつけて枯れてしまったら、来年の活動では、麦踏みの間隔を短くするか?麦踏みを控えることにしました。
秋収穫するジャガイモは、何もせずに植付を行いましたが、春ジャガイモの種芋の植付けは、寒い時に植え付けるので腐りにくく、成長が遅く、収穫量も少ないので、ジャガイモを半分に切断して、ジャガイモに刺激を与えて、より強い芽が芽吹くようにカットしました。また、切り口から黴菌が入り、種芋が腐らないように、抗菌効果のある灰を切り口に塗してから、種芋を植付けました。
12月に植え付けた種芋の状態を確認すると、稲藁を掛けた場所の種芋から、新芽が土から飛び出していました。稲藁が無い所との違いを確認してから、皆で育てて、収穫したお米の稲藁を、種芋の上に丁寧に掛けていしました。
稲藁は軽いので、風で飛ばされないように、稲藁の隅に土を掛けて、稲藁が飛散しないように、工夫していました
全ての活動がつながっている事を、体験から学んでいました。お米と麦を育てて、その育てた稲藁と麦藁が、畑に引くことで、自然の中で循環している事を体験から学んでいました。
現在の農業は手間がかからないビニールを、畑に敷き詰めている為に、田んぼや畑に残ったビニールが、大雨の時などに、川に流されて、海にたどり着いて、波や砂で、小さく粉砕されて、回収できないマイクロプラスチックとなり、海を汚している事を伝えると、循環型農業の大切さを体験から学んでいました。
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
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