活動レポート

活動レポート

むつ市立脇野沢小学校との交流会&環境DNA調査結果共有

南三陸少年少女自然調査隊 (宮城県)

活動日:

2022年01月22日

実施場所:

南三陸町自然環境活用センター 交流室

参加メンバー&サポーター数:

16人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

前半パートで、子ども達がそれぞれ採水・サンプリングした環境DNAの解析結果を確認しながら、活用センターの生物標本との比較を行いました。次に、後半にリモート交流で発表する魚の特徴を、標本や図鑑を使って調べました。
後半パートでは、むつ市の脇野沢小学校とオンライン上で交流しながら、互いの環境DNA調査結果を共有しました。

参加者のようす

自分達で調べた環境DNAの結果と、標本瓶のラベルに同じ名前の魚がいないか、一生懸命に探して、実際の魚の形や大きさなどの特徴を確認しました。むつ市の脇野沢小学校とのオンラインによる結果共有と交流では、それぞれの海にいる魚のことを事前に調べ、お互いに発表や質問をしたりして、みんな楽しそうでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

・交流をして、むつ市にいる魚が分かってよかった。(調査隊)
・交流を通して、詳しく魚を知れてよかった。(脇野沢小学校)
・調査隊に負けないよう、いっぱい魚のことが知りたい。(脇野沢小学校)

その他

南三陸町周辺の海は、暖流(黒潮と津軽暖流)と寒流(親潮)がバランスよく混じり合う日本有数の漁場です。多種多様な海洋生物が暮らす海ですが、近年の地球温暖化や海流の流れの変化により、その様相も年々変わってきています。今回の調査をきっかけに、子ども達にも身近な海の生物多様性やその変化について考えてもらえるきっかけになればと思います。

南三陸少年少女自然調査隊のみなさん、報告ありがとう。
環境DNAは、志津川湾(しづがわわん)のどこで採水(さいすい)したのかな? 採水した場所の環境によって、確認(かくにん)されやすい魚の種類がかわってくるので、そういった場所との関係をみてみるのも楽しいと思います。
今回の場合、湾(わん)の中の流速の早いところ・おそいところのほか、黒潮(くろしお)、津軽暖流(つがるだんりゅう)、親潮(おやしお)も影響していそうですね。
たまに、なぜこんな種が?という環境DNAが出てくることがあります。漁港近くでは、すごく遠くで確認されそうな種も環境DNAでは見つかるかもしれませんね。ただし本当にその種が志津川湾で生きていたのか?などの原因(げんいん)も考えてみるのも楽しいと思います。調査(ちょうさ)する→結果を見つめなおす→その環境をみんなで話し合って理解(りかい)する。自然を理解するために、とても役立つすばらしい交流会だったと思います。また、報告してください。
エコまる
南三陸少年少女自然調査隊のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名南三陸少年少女自然調査隊
  • 所在地宮城県
  • クラブの種類自治体の募集

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