菊の子エコクラブ (東京都)
【概要】
前回、日本のエネルギー問題の現状について学習しました。そこでは、日本が世界で5番目にCO2を排出していることに気付き、なんとかしなくてはいけないと自覚しました。ここでは、このようなエネルギー問題やCO2排出量の問題に関して、日本だけでなく、世界ではどのように発電しているのかに目を向けました。すると、世界でも共通目標が必要だろうということで11月に開催されたCOP26に注目しました。
【COP】
COPの歴史を調べると、これまで国によって捉え方が異なることが分かりました。最初は国によってお願いだけだったのが、具体的な目標を設定するようになり、そこから世界中で重要な課題であることが分かりました。ただ、それぞれの国によって事情は異なります。豊かな国もあれば、貧しい国もあります。また、石油が豊富にとれる産油国などもあります。とりあえず、今回は、発展途上国・先進国・産油国の大きく3つにひとまず分け、それぞれの国がCOPの共通目標についてどのように捉えているのかを調べることにしました。
【感想】日本は世界で見ても二酸化炭素排出率が多い国というデータがあります。確かにそのとおりだと思います。二酸化炭素排出量順にランクインしていたすべての国が、先進国ですごい開発が進んでいるところなので、二酸化炭素がたくさん排出されていてもおかしくないと思います。しかし火力発電でも燃やす燃料を石油から天然ガスという二酸化炭素をあまり排出しないものを使いはじめているそうです。さらには、環境会議の京都議定書では先進国を対象に二酸化炭素排出量ここまで下げるという具体的な目標を立てるようになりました。(パリ協定で全国を対象に行われ)そのおかげか今段々と日本の二酸化炭素排出量が減ってきているというデータもあります。このように日本の二酸化炭素排出量が世界で5位というデータを切り取ってみれば確かに日本は二酸化炭素排出量が多い国だと捉えてしまいますが実際には、環境をキレイにという心がけで少しづつですが二酸化炭素が減ってきているとも考えられます。だからこれからも少しづつの心がけは大切だと思います。(O・Tくん)
【宣伝】令和4年1月29日(土)に本校でオンライン公開研究会があります。もし、興味があれば、ご参会ください。
http://www.es.oizumi.u-gakugei.ac.jp/research/workshop.html
菊の子エコクラブ(東京都)
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