むさしのしぜんたんけんたい (東京都)
エコスタディ「たねのひみつ大発見!」を参考に秋の公園へ行き、様々な植物の種を集めました。準備として、種が遠くに行くための「ひみつ」3つ(はじけたり転がったりして遠くに行く、風や水の力で遠くに行く、他の生き物の体にくっついて遠くに行く)を頭に入れて向かい、地面や草の中などを探し集めて持ち帰り、自宅で詳しく観察しました。
どんぐりや色の鮮やかな実が地面に落ちているとすぐに見つけて、「これは転がる系だね!」と種が遠くに行くための「ひみつ」を意識しながら集めていました。他にも、生えている草の中にも実は種のようなものができていたりするのを発見していました。一通り集め終わると昆虫探しに移行してしまいましたが、草むらを走り回っているといつの間にか虫網や服に“ひっつきむし“がたくさん付いていて、「くっつく系の種だ!」と喜んでいました。
持ち帰った種を実際に転がしてみたり、扇風機の風で飛ばしてみたり、服にくっつけてみたり実験して確認しました。今回とても感動したのが、くっついて遠くに行く種の仲間を実体顕微鏡で観察したときです!それぞれの種の周りにびっしりとトゲや毛が生えていて、これで他の生き物にくっつくんだね!と植物の知恵に感動しました。また、どんぐりや色鮮やかな実も、他の動物と繋がりがあることを学べてとても良い経験になりました。
3枚の葉っぱのようなものの中に守られるように3つの種が入っていたり、くっつくわけではないのにギザギザしていたり、「なんでこんな形をしているんだろう?」と思う種もいくつかあり、おもしろかったです。
持ち帰った種をいくつかのタネ図鑑や植物図鑑で調べてみたものの、名前を特定できたのは少しだけでした。
今回は「くっつく」「とぶ」「転がる」の3種類に種を分けてオリジナル図鑑を作りました。
むさしのしぜんたんけんたい(東京都)
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