まきのはら水辺の楽校 (静岡県)
ピザづくりと同じく、子供達が育てた小麦と野菜を活用してうどんづくりにチャレンジしました。
先ずは、小麦を石臼で小麦粉にしてから、「小麦粉・水・塩(海水から抽出)」を袋に入れて、うどんの生地を練り上げました。うどんづくりのポイントは力を入れて混ぜることが、小麦粉のグルテンを活性化させて、美味しいうどんがつくれるという事で袋に生地を入れて、子供達が一生懸命に生地つくりにチャレンジししていました。
生地を少し寝かして生地を伸ばしてから、うどんサイズに包丁で切りました。切ってから、生地を熱湯で茹でることを行いました。10分程生地を茹でると腰のあるうどんができ上りました。茹で上がったら直ぐに冷水で、うどんを冷やす工程を行いました。うどんが切れないように、冷水でうどんの表面のぬめり成分を洗い流して、水の濁りが無くなるまで洗い流しました。完全無農薬で育てているうどんの茹で汁なので、茹で汁の放水口には魚が群れていました。
うどんの汁は、スタッフが地元の食材の煮干し・昆布を煮出して美味しいダシをつくっていだきました。また、うどんの付け合せは、育てた野菜と子供達が釣り体験で釣り上げて魚を、選別したふすま粉にまぶして唐揚げにして、麵の上に載せてから、だし汁をぶっ掛けて昼食で食べました。
初めてうどんづくりにチャレンジして、時間を忘れて活動に取り組んでいました。お店のうどんは白いのに、何で水辺の楽校のうどんは白くない?との質問には、本当の小麦粉の色は薄茶色なんだと言っても???が連続していましたが、小麦の実を確認して、小麦の皮(ふすま)の色を確認して、何となく納得していました。
全ての子供達が分けられたうどんを食べていましたが、1名の子供がジャリとして食感がしたために、最後までうどんを食べない子がいました。昔は、お米にも石が入っていることはよくあったということを説明しても、市販のお米や小麦粉は販売目的なので、機械の性能が向上して石が混じりにくくなっていることを簡単に説明ました。
ふすま粉で唐揚げにした魚と野菜は、一瞬で無くなっていました。美味しいの一言です。
販売されている食材は食品衛生法等により、綺麗に洗浄されると共に殺菌もされている為に、本来の食品の原型を知らない子供達と保護者も増えているので、本来の野菜等の姿を知っていもらえる活動となればと思っています。
うどんづくりに関しては、スタッフの経験不足と知識不足で、全部の部材「小麦粉・水・塩」を混ぜてしまったので、生地がお好み焼きの生地になってしまった。また、うどんを茹でた後の水洗いも不足しており、ヌメリが残っていたので、食感が少し劣ると共に、生臭さが残ってしまったので、事前にスタッフの教育が必要でせある事を痛感しました。
コロナの影響により、本来は1泊2日の活動内容を1日で行ったために、活動内容で無理があった。今回の反省から、9月下旬に宿泊体験を再度計画しているので、ゆとりのある体験を開催したいです。
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
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