まきのはら水辺の楽校 (静岡県)
稲の刈り取りとサバ掛け
鎌で稲を刈り取る事が最初は難しかったようですが、慣れてくると頑張って稲刈りを行っていました。サバ掛けも理解して、丁寧に稲を掛けていました。大切な落穂を田んぼの中を駆け回り、探していました。
全ての稲を掛け終わり反省会をしようとすると、刈り取った草の下からマムシが姿を現して、側溝に逃げ込みましたが、隠れ場所が無いので、焦って逃げる姿を子供たちが追っかけていました。初めて見るマムシに感動していました。
毎年ですが、稲刈を一度体験すると、翌年の参加者はどうしても少なくなりますが、初めて稲刈を体験する子には感動のようです。現在は、基本は機械化による稲作を行っていますので、農家の子供達でも稲刈りを行う事は、まれとなっています。
稲を2週間干して、2週間後に脱穀を行うと共に、籾摺りを行って精米して「米」として生まれ変わりましたら、飯盒炊飯でご飯を食べます。また、籾を剥いて実(米)を食べて、甘いと言っていました。完全無農薬なので、安心してその場で食べられます。
最後に、マムシに遭遇したことは感動していました。完全無農薬・有機肥料により、稲を育てていることにより、そこに集うカエルや昆虫類が増えて、マムシの生息環境が整ってきた事と説明しました。生態系が豊かになっている証拠と、確認していました。
マムシが出没しても、危害を加えなければ、攻撃することは無い事を説明した。また、草むら等を歩く際は、ゆっくりと歩行すれば、蛇類は基本は逃げることを伝えました。マムシから見ると、人は怪獣ですから?
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
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