2023.07.10 掲載
今回は兵庫県神戸市の「プラタナス」で活動していた岩谷篤さんに登場していただきます!
こどもエコクラブに入ったきっかけは、公園で遊んでいた時に「プラタナス」の方に声をかけていただいたことがきっかけでした。小学校4年生でプラタナスに入り、最初は半分遊びの感覚で、公園の清掃活動や施設見学に参加して楽しく活動していました。活動2年目に壁新聞を作って名古屋で開催された全国フェスティバルに参加し、各地のクラブがさまざまな取り組みをしている姿を見たことで、すごく刺激を受けたことをとてもよく覚えています。また他のクラブのメンバーと話したり、こんなに仲間がたくさんいるんだ、ということがわかり、心強さを感じました。
当時のプラタナスのメンバーとは、今も地元の親友として仲良くしています。サポーターの方とはつながりがなくなってしまっているのですが、この先輩NOWを機会に、探してお会いできればいいなと思いました!
現在は2つの仕事をしています。
1つ目は、総合通販の会社で「妊婦さん〜赤ちゃん服・用品」の宣伝や販売促進の仕事をしています。
この仕事を選んだ一番の理由は、「働いている人がおもしろそうな人ばかりで、一緒に働きたい!」と思ったから。お店がない通信販売という形なので、お客様に商品やサービスを選んでいただくために「ユニーク」なものをたくさん扱っています。ユニークなものを考えて作る人たちもユニークな人ばかり!そんな人たちと毎日仕事ができたら楽しそうだな、と思って入社を決めました。
現在はSNSのアカウント運営に力を入れていて、毎日お客様に向けて情報発信しています。その中でお客様とコミュニケーションを取ったり、良い企画をした時にたくさんの方に参加いただけることがとてもうれしいです。また「ユニークさ」を大切にする会社なので、おもしろい企画を考えると何でもチャレンジさせてもらえます。
プラタナスでもやってみたいことには何でもチャレンジできましたし、全国フェスでたくさんの仲間たちと刺激し合えて楽しかったという経験が、人との関わりが多いこの仕事にもつながっているのかなと思います。
2つ目は、ボランティアで「ごみ拾い」に関するアプリを提供する会社で、「どうやったら使ってくれる人を増やせるか」を考えるマーケティングの仕事に関わっています。
小さいころから自然の中で遊ぶことが大好きで、自然との共生をテーマにした取り組みをしたいということは考えていました。ある時に、海洋ごみによって死んでしまった海鳥のことや、2050年には魚よりもごみの質量の方が上回ってしまいそうだということを知り、その問題の解決に向けて「ごみ拾い」という具体的なアクションを世界規模で進めていこうしている会社に出合い、参加することにしました。
「自然と人とのよりよい関係づくり」という自分の関心にぴったりとあてはまることなので、とても「やりがい」を感じます。日本国内では3割を超える方が「海洋プラごみ問題に強い関心を持っている」と答えていて、世界に先がけて海洋プラごみ問題を解決するための方法をつかむことができる可能性を感じています。そこにチャレンジできることが楽しいです!
「自然と人とのよりよい関係づくり」というテーマが自分の中で大きな関心になっていることは、こどもエコクラブでの経験があったことも大きく影響していると思います。プラタナスで楽しみながら活動していたことで、「環境問題=むずかしい・大変!」ではなく「楽しい!」ということを実感していたからこそ、「ごみ拾いを楽しみながらできるアプリ」というサービスに可能性を感じて参加してみようという気持ちになりました。
みなさんいろいろな活動をしていると思いますが、ごみ拾い活動をする時はぜひ「ピリカ」を使ってみてくださいね!
わたしたちは、自然の中で生きています。
学校や会社、まちや国など、さまざまな社会のグループがありますが、自然から見れば、地球丸ごと1つの自然です。
ぜひみなさんには社会の一員であるとともに、自然の一部という意識を持っていただければうれしいです。あらゆる境界を飛び越えて、たくさんの人、そして自然と出会い、魅力的な地球環境をつくっていってください!
All Japan Youth Eco-clubでは随時、仲間を募集中!
興味のある方は、ぜひメール( j-ecoclub@jeas.or.jp )ください!
https://www.j-ecoclub.jp/topics/youth/201507171000.html
「リアルヴォイス」では、以下のようなクラブやメンバーたちをとりあげて紹介していきます。
インタビューを受けてもいいよ☆というクラブのみなさん、
ぜひ全国事務局までメールをお送りください!